
注文していたカバー関係のガスケットが予定通り入荷しました。
車検のあるバイクのパーツは、メーカーでも絶やさない様にするようです。
とは言っても、外装パーツとか需要の多いものは絶望的なので、某オークションでも高値で取引されているのが現状。
ある程度、リビルドなり出来るスキルを身に付けておけば、中古パーツを新品同様に蘇らせることも出来るでしょう。
エンジン仕上げ
ガスケット関係は比較的入手しやすいのが助かります。
まあ、この辺は仮に出なくても、自作する事が出来ますが、入手可能なら純正頼んだ方が楽。
カバー類を組む前に、ボルト穴をタップでさらいます。
出来ればスパイラルタップで、折れない様にさらい、エアで内部を清掃します。
面を綺麗にしてから、新品ガスケットをのせる。
エンジン90度横倒し出来るので、じっくりやれます。
クラッチカバーを取り付けたら、配線押えを付けて配線を元に戻してやります。
カバー類のボルトは、全てステンレス製キャップボルトに交換しました。
キャップ部もテーパーに加工した物を使っています。
アルミとステンレスは齧り易いので気を使いますが、一本一本ロック材を塗りながら規定トルクで締め付け。
ジェネレーターカバー側も同様に、ボルト穴をタップでさらってから組付け。
クラッチカバーはフレームにエンジン積む際、無い方がいいのでとりあえず仮組状態で。
ひとまずエンジン完成
SUZUKIとTSCCの文字が入ったエンブレムは撮影用に乗せてるだけ(笑)
両面テープで張り付けるだけなのですが、これは完全に終わってから最後にちゃんと貼ります。
セルモーターもセットし、配線の取り回しも積み易いようにまとめておきます。
予定より時間掛かりましたが、満足のいく出来栄え。
次はいよいよフレーム塗装ですね。
サンドブラストキャビネット入手
エンジンの下地処理では、簡易テントの中でサンドブラストを行ったのですが、飛び散ったメディアの回収が大変でした。
体中、サンドだらけになるのもちょっと・・・
これからどんどんパーツを組み付けていくのですが、細かいパーツも出来ればブラスト処理やっていきたい。
そんな訳で、段ボールを簡易キャビネットにして、サンドブラストやろうかと思っていたところ、ダメ元で中古探してみたら見つけました。
ほぼ未使用の卓上キャビネット、しかも出品者は隣町のご近所さん。
朝一で購入し、一時間後には引き取りに行くという超スピード購入(^^;
一応使った形跡は有るものの、エアフィルターやら保護フィルムなどが未装着状態で、まずは点検と使える様にセットしてやります。
キャビネットに入る小物専用なので、メディアは120番のガラスビーズを4kg投入。
少し少ないので、もう4kg買ってきて足そうかな?
まずはテストで、アルミ製のヘッドカバーを用意してみました。
メディアは循環式なので、オープン状態でやるよりはるかに楽にブラスト出来ます。
ものの1分ほどでご覧の状態、、、これはいいかも。
サンドブラストのいいところは、形に関係なく吹き付けて研磨するので、裏側も簡単に綺麗にする事が出来ます。
KATANA独特のスクリーンステーも、やれた塗装が簡単に除去出来ました。
試しにプラパーツもやってみましたが、メディアの番手が細かいおかげか、パーツにダメージを与えることなく、手の入りにくいスリットの中も綺麗に研磨する事が出来ます。
・スプレー塗料で汚くなっているエンジンハンガー
・塗装が剥げて錆が出ているガソリンタンクキャップ
・腐食して汚くなっているシートのロック用パーツ
これらもサンドブラスト処理します。
ハンガーステー類などは、手でも簡単に綺麗に出来ますが、キャップや複雑な形のものを綺麗にするのは至難の業。
キャップは金色の下地が出てきました・・・真鍮製なのか?
表面の凸凹が酷いです・・・パテで綺麗に直せるかな?
シートロックパーツは簡単に新品同様になりました。
これこそサンドブラストの真骨頂ですね。
キャビネット本体が安く入手出来たし、これは手放せません。。。
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