
フレーム&エンジンの塗装が終わり合体したところで、やっと足回りに取り掛かれます。
フロントもリアもサスペンションはGSF1200のパーツを丸ごと移植していますが、全て中古パーツです。
バラしたカタナの純正パーツをネットで売って、出来た資金でほぼ全てのパーツが購入できたので、パーツ代は実質0円(笑)
GSFのパーツが安いんだか、カタナのパーツが高いんだか、相場がよく分かんないですね。
見た目も性能も上がっているので好都合ですけど。
フォークのアウターが、スプレー缶で塗ったような感じになっているし、シールも逝ってオイル漏れしているので、まずバラしました。
フロントフォークOH
アウターとステム&トップブリッジをサンドブラストで磨きます。
新品のようにピカピカ、、、トップブリッジはメーターとの合わせも有るので塗装は後回し。
塗らない部分をマスキング後、半艶黒で塗装しました。
エンジン用の焼付塗料ですが、熱処理する事で被膜強度が出るので選択。
同様にスイングアームも同じ塗料で塗ってます。
少し塗料が足らなかったけど、乾燥後に熱処理してから、もう一度塗るようにします。
スイングアームの方は、マスキングテープではなく、刷毛塗りするタイプの剥離剤を使って実験してみました。
水で洗い流すタイプなのでどうかな~と使ってみましたが、イマイチでした(^^;
使えなくはないのですが、思ったほど綺麗に洗い流せなくて・・・この方法はダメですね。
アウターの方は渋い感じに塗りあがったので、乾燥を待って加熱処理。
開口部にヒートガン突っ込み、内部から加熱していきます。
ジワジワ温度が上がり、目標の120℃に到達、、、このまま30分キープして加熱処理完了。
エンジンでは歯が立ちませんでしたが、これくらいのパーツならヒートガンでも十分使えます。
1本やるのに約一時間、ムラなく塗れて処理も完璧です。
新しいシールを使って組み上げました。
指定油面は101mmですが、10%アップを狙って90mmに設定。
フォーク延長も考えているのですが、とりあえずこのまま組んで様子見ます。
スイングアームの加熱処理
スイングアームの方はリアサス用のブッシュを圧入してから、別メーカーの半艶黒で仕上げ塗り。
メーカーによって艶の感じが全く違うのですね・・・少し艶が有り過ぎるのがちょっと残念。
スイングアームの加熱処理は、ベニヤ板を使った即席窯でやってみました。
周りを囲って、鉄板で蓋をしてから、ヒートガンとバーナーで加熱。
木が燃えそうでドキドキでしたが大丈夫でした(^^;
目標140℃のところ、170℃まで温度が上がり、しっかり40分加熱処理。
苦労しましたがカッチカチに硬化させる事が出来ました。
手間が大変ですけど、焼付塗装っていいかも。
ハンドルストッパー挿入
加熱処理やってる間に、ステムに有るハンドルストッパーのキーパーツを入れちゃいます。
鍵が無くて使えない状態だったので、ドリルで揉んで取り出した跡。
新しく用意したロック用のキーパーツ。
ハンドルロック出来ないと、車検が通らないので必需品。
鍵で捻りながら挿入し、蓋をピンで固定すれば完了。
動きが渋くて、ヤスリで削りながら調整・・・これが使いにくいのですよね。
キーがメインキーと別なのもなんだかな~(;´Д`)
スイングアーム組付け
車体にスイングアームとWP製のリアサスを取り付け。
綺麗なパーツの組み付けって楽しいのですけど、オフ車と違って塗装パーツだらけなので気を使います。
おかげで工具の扱いが荒っぽい事を自覚(;^ω^)
何度かレンチ落としてヒヤヒヤしながら組み付けたのですが、チェーンスライダー入れるの忘れてた。
もう一度外して再組立てやります。。。
今度はちゃんとスライダーも入れて、組み上げ完了。
ホイールも綺麗に洗って、組み付けます。
黒いスイングアーム、、、シルバーにするか悩みましたが悪くない。
リアスプロケットから角パイプを伸ばして、チェーンラインの確認をしたところ5mmのズレ。
これは市販されている5mmオフセットドライブスプロケットを入れればいいだけなのですが、純正スプロケット外してみたら、ひっくり返す事で5mmオフセット出来ることが判明。
たまにこういうラッキーが有ると嬉しくなります。
因みに1100の方は630サイズ、750は530サイズなのもラッキーでした。
ステップパーツOH
そのままフロントも組みたかったのですが、ステムベアリングがゴリゴリなので要交換。
少し時間が余ったので、先にステップ関係のパーツをバラしました。
バラバラにしたパーツをサンドブラストで磨きます。
本体と鉄のパーツは塗装してやります。
アルミのステップとレバー類は、そのままでいいかな。
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