
長年愛用していたダイヘンのTig溶接機を失って2年あまり、、、
仕事が変わって中々DIYもバイクも乗れない日々を送っていましたが、昨年末に仕上げたパンペーラやカタナ製作で、やっぱり溶接が出来ないのは不便だなと思っていました。
ただ、高価な国産のダイヘンを再び購入するほど必要かと言われると、昔みたいに頻繁に使うこともないかな〜と思ってしまって。
そんな折、ふとしたキッカケで、ヤフオクに出ていた安価なTig溶接機が目に止まり試しに入札、、、からの落札。
ヤフオクに出品されている商品は、オークファンというサイトで過去の落札価格を確認することができます。
欲しい商品の落札価格を知ることで、購入してもいいかの目安になりますし、オークションで熱くなって無駄に争う必要もなくなります。
また、他のサイトをリサーチすることで、もっと安く買えたりもするので、色々調べてみるのもオススメです。
ちなみに今回の溶接機はアマゾンで7万弱の値段で出ていました。
ヤフオクの平均は5万前後ですね、ヤフオクの方がお得に買えます。
アマゾンの場合は商品レビューなどがあるので、情報を得る為に活用できたりします。
落札して2日後には商品が到着、思っていたより大きく重い。
古臭いデザインだけど、思った以上にしっかりした作りです。
スペックは以下の通り
仕様
●品番TIG200P
●電源電圧 単相AC200V
●周波数50/60Hz共用
●出力電流範囲 アーク溶接:10~150A TIG溶接:10~200A
●アーク溶棒Φ4.0mmまで
●定格使用率60%
●定格入力電流28A
●効率80%
●無負荷電圧56V
●定格デューティ電圧TIG18V/MMA26V
●パルス周波数0.5-5HZ
●パルス幅10-90%
●ACバランス20-80%
●電流落時間 (sec) 4T 0-10
●リモート制御可(別途オプション取寄扱い)
●アーク開始方法HF
●保護度IP21S
●絶縁クラスF
●本体寸法W440×D600×H415mm
●本体重量20kg
●本体色ブラック
セット内容
★溶接機本体
★TIGトーチ(約4M)・消耗部品
★ホルダーケーブル(手棒溶接)
★アースケーブル
★溶接面
★ブラシ
★取説(英語)
早速、箱から取り出して外観をチェックしていきます。
カバーのボルトが一箇所抜けてました、、、箱の中に落っこちてた( ̄◇ ̄;)
なんだこれ?と思ったら、どうやら溶接面のようです。
えらくちゃちな作りというか、ぺらぺらの組み立て式。
こんな感じかなと組み立ててみましたが・・・これは使わないな(^^;
保護ガラスもない遮光ガラスのみの最低限の構成でできてます。
アース用のクランプコードとアーク溶接用のホルダーも入ってます。
Tig溶接のほかにアーク溶接もできるのですね。
別にいらないけどな〜
Tigトーチは普通の作りですけど、しっかりカバーがついてました。
ダイヘンだとコード剥き出しなので、ここだけは国産に勝っている(笑)
長さも4mあるので、必要十分です。
アルゴンガス用のレギュレータはセットに含まれていないので、別で購入しました。
こちらもヤフオクで安価な中国製、、、、なんと規格が合わずにそのままでは使えませんでした。
ボンベの取付径が太くて合わないので、ちょっと削ってやり、ガス漏れ防止にゴムパッキンを挟むことで解決。
アルゴンガスの方は隣町の溶接関連機材なんかを扱っている会社からレンタルしました。
9ヶ月11000円でレンタルできます。
少し高いですが、まあ対応が良かったのでよしとします。
ホースも同封されていなかったので、ホームセンターで購入してます。
必要な電源電圧は単相AC200Vで定格入力電流28Aです。
ガレージには溶接機用に母屋から単相200V-50Aを引き込んでいるので、コンセントで繋いで使います。
こういうの散々弄っているので、特に説明書を見ることもなくサクッと設置完了。
地震等での転倒防止に安全対策もやっておきます。
ガスボンベの方も、ちゃんと転倒防止のバンドで固定してます。
ちゃんと使えるのか少し不安でしたが、直流も交流も問題なく使えました。
鉄もアルミも綺麗に溶かして溶接することができます。
一応パルスも試してみましたが、まあ使えるかな?って程度です。
もう少し使ってみないとなんとも言えませんが、国産機の1/8程度の金額でTig溶接機が手に入るなんていい時代になったものです。
あとは耐久性だな〜、、、これは使い込んでみないとなんとも。。。
まあ、何はともあれ、またこれでいろいろな製作物が出来るようになりました。
タイトル詐欺だった裏庭工房の復活です!
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