
お久しぶりの更新ネタです。
夏に完成させて車検取得したGSX750Sカタナですが、前傾姿勢がキツすぎて乗るのが結構辛いポジションです。
原因はトップブリッジにあります。
GSFのトップブリッジを使っている為、市販のセパハンの中でも、干渉しないタイプを選ばざるえません。
この為、ノーマルハンドル(この場合は耕運機ハンドルと呼ばれた750のハンドルではなく、1100でのノーマル位置)よりも更に低い位置にハンドルバーが来てしまいます。
サーキットや峠を走るのなら兎も角、ここまで低いと一般公道・特に低速で曲がる事になる交差点のコーナーで、非常に不安定で結構怖い・・・
なんでこんな位置でフォークの締め付けやるのかな〜´д` ;
まあ、元々パイプハンドル仕様のトップブリッジだから、こっちの方がデザイン的によかったとかですかね?
流用部品決める時に、ここまで考えが至らなかった私のミスだな。
嘆いてみても始まらないので、今後のカタナライフの為にも、楽なポジションの確保をすることにします。
素直にパイプハンドルにしちゃえば、一気にアップハンドルになって超楽なポジションを得られるのですが、やっぱりカタナはセパハンでしょ、、、ってことで試行錯誤の末、ノーマルハンドルをベースに改善部品を作ってみました。
持ってても出番のない37パイ用のノーマルハンドルの使わない部分を切り落とし、固定用のステーを溶接。
材質は7N01材を使っているので、強度に問題はなし。
ノーマルハンドル流用のメリットとして、パイプではなくセンターレス材であることと、バーエンド用のM6タップが切ってあることです。
市販のバーエンドって、パイプに取り付ける際にゴムをボルトで締め上げることで固定しているのですよね。
これだとカチッとつけることが出来ず、振動などで徐々にずれてきたりして気持ち悪い。
純正の様にボルト固定できると気持ちよく取り付けられます。
市販のセパハンハンドルバーを抜き取り、入れ替え準備。
取り付けベースはそのまま使います。
ここに自作の取り付けアダプターを挿入。
材質はオフ用の鉄ハンドルを切り、中にM10ナットを両端に仕込んで溶接し仕上げたものです。
思いの外、組み付けに苦労したので、途中の写真撮ってません(汗)
いきなり完成です(笑)
挿入したアダプターにハンドルステーを被せて、両端からM10ボルトで固定してあります。
問題のトップブリッジの干渉部分を避けつつ、ハントルバー位置のアップ化に成功しました。
ハンドルが遠くなるのに問題がなければ、アダプターを固定しているボルトを緩めることで、前に倒しハンドル位置を微調整することも可能になります。(やらないですけどね)
地味なカスタムなので、気付く人はいないだろうな〜(笑)
現状で改善前より50mmアップしてます。
少し余裕を持たせて作ったので、あと10mmほど上げることが可能です。
バーエンドもボルト固定することが出来て、ガッチリしてます。
早速試乗してみました。
低すぎず高すぎず、自然なセパハンポジションになり、低速コーナーの倒し込みに恐怖を感じなくなりました。
改善前は倒し込みが怖くて、ハンドル切りながら曲がってたのですよ(汗)
ハンドル位置が改善されたことで、腰でコントロール出来る様になり、自然に倒し込むことで安定したコーナーワークができる様になりました。
ハンドルポジション一つで、劇的に変わるものですね〜
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