
かなり昔の話です。
ちょっと思う所があり4stエンジンオイルについてネットで調べていたら、とあるBBSに行き着き興味深い書き込みを発見しました。
そのBBSでは某メーカーの純正オイルについての書き込みがあったのですが、その内容を簡単にしてお伝えすると、、、
「某純正の○○オイルに興味があります」
「公式ページを見たけど結構なお値段ですね」
「そうなんです、なので買うならディスカウントショップやホームセンターに限ります。間違ってもバイク屋さんやバイク用品店さんで買ってはいけません(笑)」
「同じ名前で売っているオイルでも、バイク屋さんとホームセンター物では別の商品と言っても言い過ぎではありません」
「そのような意見は、、、昔からある噂、、、都市伝説が大多数、、、そこまで言い切るほどの根拠はあるのですか?、、、あるなら教えて」
このホムセン格安オイルのバッタモノ説、私も聞いた事があります。
さて、実際の所どうなのでしょうね?
プラスチック容器に入った異常に安いバル○リンやらカス○ロールなんかは激しく怪しいと思いますが、どう見てもカタログ通りの缶で売っている純正オイルが別の物とは思えません。
ですが何となく興味が出たので自分なりに調べてみる事にしました。
すると怪しい話が出て来る出て来る、その内の強烈だった奴を幾つかを紹介しましょう。
ホ○ダ純正オイル1本200円・・・え?ええ?(-_-;
某バイク屋のオヤジ激白、、、トラックにオイル缶の入ったダンボールを満載して突然現れた男から買わないかと持ち込まれたそれは、24本入りダンボール1箱で5000円だそうです。
(卸売価格の何分の一だ?ありえね~)
勿論、そこのオヤジは断ってお帰り願ったそうですが、その有り得ない安さの某純正オイル?は一体何なのか?
「あれはバッタモンだから(笑)」
は~、バッタモノ(偽物)ですか、どう違うのですか?見た目?ホ○ダではなくポ○ダとか書いてあるとか?
「昔はね、一発で偽物って分かった奴も有ったけど、今のは見た目は本物そっくり、まず見分けがつかないね」
まず容器、、、あんな物は簡単に複製出来るのだそうです。
昔はオリジナルからコピーをとって缶になる前のロール板に印刷し裁断、くるっと巻いて缶にして出来上がり。
印刷が荒かったり製造元の住所がデタラメだったりで割りと直ぐに見分けが付く特徴があり、メーカーから偽物の見分け方リストなんてものも廻ってきたそうです。
今は本物のデザインデータが流出しているらしく、それを元に作るらしいので、その出来栄えは本物と寸分違わないのだとか。
そうやって製造された空のコピー缶1個100円、専用の蓋付きだと110円で売っていて、蓋をカシメる為の道具も売っているとか。。。(^^;
200円-110円=中身は90円以下・・・仲介者の利益も有るでしょうから中に入るオイルはもっと安いはず・・・一体全体、どんなオイルが入っているのか?激しく気になる。。。
「廃油から再生したオイルが入っている」・・・マジですか(-_-;;;
何でもドラム缶で入手出来る再生油(廃油を再生したもの・・・らしい)をコピー缶に詰めて作っているらしい。
な、なんて事を・・・っと呆れる中でふと、そんな物を作って売っていたらオイルメーカーが黙っているわけ無い、もし本当なら何で黙っているのか疑問に思いその事を聞いてみると、、、摘発しようにも大元は賢くて尻尾を出さないとか。(そらそうだ)
ではバッタモノを販売している?ホムセンやディスカウントショップはと聞けば、売る事自体は違法ではないので取り締まり出来ない?(なんで?)
ではではコピー缶はどうなの?本物そっくりなんだから著作権とか何とか、その辺突けばとの疑問に、、、
「オイル缶には商標登録のマークが入ってないからコピーしても違法にならない」
だそうです。。。
へ~っと近くにあるオイル缶を見てみると確かに商標登録マークが何処にも入ってません。
いやいや知らない事が次から次に出てきて呆れるやら感心するやら。。。
この件に関して指摘がありましたので追記します。 缶をコピーする事は普通に不正競争防止法に引っかかるそうで、そもそも商法登録のマークって、付けんといかんもんでないから付けてないから登録してない事にはならないとの事。 |
我々がバイク屋とかスタンドとかに引き取ってもらう廃油を無料回収する業者がいるそうで、回収された廃油が再生されてコピー缶に詰められ正規以外のルートで市場に流れる・・・話を聞けば聞くほど、その巧妙さというか手間のかけ方具合を考えると、物凄い量のバッタモノが流通しているのが想像出来ます。
メーカーカタログに載ってない、存在しないはずの4L缶がある。
K社のオイルを入れたのに、独特の排気臭がしない。
ある地域で焼き付きが大量発生、調査の結果、某販売店の特売オイルを入れていた。
いやはや、俄かには信じがたい話ですね。
因みにオイルメーカーは「正規ルート出荷」以外のオイルの品質保証をしていないそうです・・・それってバッタモノが存在する事をメーカーが認めているって受け取れなくも無いですね。(笑)
ではバッタモノと本物を見分ける事は出来ないのでしょうか?殆ど本物と見分けが付かないほど精巧に出来ているコピー缶らしいのですが、底蓋が微妙に違うそうです。
流石に底蓋までは拘らないらしい・・・本物に偽造防止のマークでも入れば別なんでしょうが。
そんな話ばかり聞いた後なので、ガレージにある処分前の空の缶を見てしまいましたよ、、、幸い怪しいコピー缶らしきものは発見できずに一安心?
私は基本的にオイルは信頼のおけるショップやメーカーから直で仕入れているのですが、たまに在庫切れ等でホームセンター等から買う事も有ります。
こんな話を知ってしまうと、ちょっと躊躇してしまいますね。(-_-;
本物を確実に入手するのには、ちゃんと正規ルートから買いなさいという事ですね。
何らかのわけでもない限り卸価格を下回る値段で販売されている事自体怪しいと見るべきでしょう。
高価な愛車の大事な血液に等しいオイル代を数百円けちってエンジン壊すなんてナンセンスだと思いますよ。
あなたはこのお話信じますか?
情報の信憑性なんてありません、信じる信じないは人それぞれ。
世の中、耐震基準の20%も満たないマンションを平気で建て売っている業者もいます。
その気になれば何だって・・・・・・・・。
バッタモノ入手!?
最初は上記まででアップする予定でしたが、何と限りなくバッタモノくさい品を発見。
某ホームセンターにて卸売価格を遥かに下回る価格で売りに出されているオイルの空き缶をゴミ捨て場で見つけてしまいました。
多分、発電機用に買った奴なのでしょう、あまり値段の事は気にせず疑う事無く買ったのですね。
流石に100%偽物の確証は無いので販売店名とオイル銘柄は伏せます。
右が正規ルートで仕入れられた間違いなく本物のメーカー品、左がバッタモノ容疑の品。
写真だとまったく同じ物に見えます。
実際、双方を持ってジックリ見比べても寸分違わないように見えます・・・。
これはやはり本物なのか?どっかに一般卸売価格の半額以下で卸している気前のイイ所が有るのか?
缶の底を見比べてみます・・・バッタモノは違うという事でしたがここも一緒。ただ、何となく材質が違うように見えなくも有りません。
しかし鉄板はロットによって微妙に品質(色合い)が違っている事もあるのでそれだけでは判断出来ない。
中身が残っていれば色や粘度等を見比べる事も出来たのでしょうが・・・と思いつつ、何となく蓋を開けて中の匂いを嗅いでみると、、、灯油臭い・・・(-_-;;;
え?ええ~~?
何だコレ?、自分の鼻がオカシイのか?
バイク屋に居合わせた別の人に嗅いでもらっても灯油臭いという。
更にクラッチを焼いたみたいな焦げ臭さも感じるという人もいる。
店の正規物からはそんな匂いは一切なし、、、中身が別物だ~(何故か嬉しい・・・笑)
それまで興味を示さなかった人まで巻き込んで、もう一度ジックリと缶を見比べると、メーカー名の所や商品名の色合いが微妙に違う事を発見。
正規品は文字の部分がメッシュ模様になっているのに対し、疑惑品はソリッド、更にライトの下で光を反射させてみると表面の光沢にも違いが・・・。
さ~大変、これは再生油を詰めたバッタモノなのか?否か??
・
・
・
・
っとま~この話、嘘は一切書いてませんけどネタです、あまり真面目に考えないで頂きたい。
バッタモノの存在自体はどうでもいいというか、騒いだ所でどうにかなるものではないでしょう。
最終的には自分で選ぶしかないと思いますよ。
少しでも安い品を求めるのもよし、値段=品質と思って高価な品を求めるもよし、、、それこそ自己責任って奴ですか。
最悪なのは高いだけ高くて品質最低・対応最低な事に遭遇する事・・・我が人生にはなにとぞご遠慮願いたいものです(-A-)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
Copyright © Backyard Builder All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。