
車検に向けて準備
2020年9月3日、完成したばかりのGSX750Sカタナ改を新規登録及び車検に持っていきました。
散々弄ってしまったバイクなので、最初はカスタム系に強いショップで車検をお願いしようと思っていましたが、予約がいっぱいで1〜2ヶ月待ちと言われてユーザー車検をやることに。
20年付き合いのある行きつけのバイク屋(GSX750Sもそこで購入、、、なんと12万、、、程度は推して知るべし)では、弄ったバイクは車検やってくれません(^^;
特に新規登録のが場合、プロショップが持ち込むと相当ハードルが高いということで、色々アドバイスを頂き自分でやる事になった次第です。
ナンバーもついていない車両、車検場に持ち込むために、最寄りの役所で仮ナンバーを申請して取得。
渡されたナンバープレートのでかい事・・・これってトラックとかに使うサイズじゃないの?
そのままではつけることが出来ないので、アルミ板を使って即席ステーをこさえました。
これで大手を振って乗ることが出来ます。
注:申請した日の決められたコースのみ運用可能、この場合は自宅から車検場の往復のみ
仮ナンバーを取り付け、もう一度点検したところ、ブレーキランプが付かない( ̄◇ ̄;)
フロントもリヤも付かないので、バルブ切れが濃厚・・・テスターで通電は問題ないことを確認し、バルブを交換します。
丁度、ポルシェのブレーキランプと同じバルブを使っているので、予備で置いといたバルブと交換し無事に点灯しました。
最終チェック中に、ブレーキランプつかなかった時は焦った(^^;
もう一つチェックしなくてはならないのが、デジタル化したスピードメーターの表示チェックです。
一応、メーター設定の取説通りに、マグネットセンサーを取り付けた後輪の外周を測り、入力するだけなのですが、やっぱり不安。
そこで用意したのがスマホアプリの「スピードメーター」です。
GPSを使ったスピードメーターなのかな?
どれくらい正確に測れるのか、車で試してみたところ、ポルシェのメーターとマイナス2〜3km/hの誤差?
これじゃ、どっちが正確なのか分かんない(汗)
仮ナンバーつけて動かせる様になったカタナにスマホを取り付け、40km/hで測定してみたら、スマホのメーターとカタナのデジタルメーターはほぼ一緒でした。
つまりポルシェのメーターって、実際より2〜3km/h高く表示されていることが判明(笑)
まあとりあえずデジタルメーターが正常に作動していると分かったので一安心です。
いざ車検へ
ユーザー車検なんて25年前に一回やったくらいで、やり方なんて全然覚えてません。
もう38年も昔のバイクなので、排ガスとか音量とかはあまり関係がないのですが、ヘッドライトの光軸だけは厳しく検査されます。
バイク屋のアドバイスで、車検場の近くにある整備工場で、光軸の調整をやって貰ってから行った方がいいと教えていただきました。
車検の予約は午後いちの第3ラウンド、10時過ぎに整備工場に持ち込み、光軸を調整してもらいます。
調整代は1000円でした、時間も10分程度であっさり終了。
測定器にかけながら調整していくのですが、みててこれは自分では無理だと思いましたね。
光量が若干不足しているので、車検の時にはパッシングスイッチを押しっぱなしにする様にとのアドバイスを頂きます。
ヘッドライトに必要な光量は15000cd(カンデラ)以上、何もしない状態では14000cdしかありませんでした。
パッシングスイッチを押すことで、17000cdまであげることが出来ました。
古いバイクあるあるだそうです、覚えておこう。。。
午前中に車検の受付を済ませて、1番目にバイクを並べておきます。
車体寸法は、ほぼ車検証に記載された寸法に調整してあります。
フォーク延長してなかったら、高さが完全に足らなかったな。
フルカスタム状態での新規登録・・・色々突っ込まれるのではないかと不安で一杯でした。
バイク屋のアドバイスで、素人が何もわからず初めて受けると言っとけば、親切に教えてくれると聞いていたので、車検が始まって申請書類を係の人に渡す際に「初めてなんです・・・」と宣言
そのお陰か、実際かなり丁寧に対応してくれました。
とくにカスタムについては何も突っ込まれず、スピード・制動・光軸と難なくパス。
ところがエンジンナンバーが塗装を厚く塗りすぎて不明瞭だと指摘され、サンドペーパーを渡されながら「下地出るまで削ってください」と・・・
せっかくきれいに塗ったのに・・・と思いつつも、車検パスできなければ意味ないので泣く泣く削ってなんとかパス。
これで終わりかと思ったら、最後に「音量がオーバーですね、改善してからもう一度検査受けてください」と1回目不合格orz
USヨシムラのバッフル抜いてったのが仇となりました、、、だって4stレーサーの爆音を聴き慣れた耳には、めっちゃ静かに聞こえるんですよ(笑)
おとなし過ぎるから、バッフル抜いて丁度いいと思ってたら、4000rpmで115dbの爆音でした(^^;
一度帰宅し、抜いたバッフルを付け直して、再度検査を受け、今度は合格。
バッフル入れた状態でも4000rpmで97dbと、最近のバイクに比べれば十分爆音ですが、古い車両はこれでもOKなのだそうです。
車検合格、ナンバーがやっと付いた!
まさかの音量オーバーで不合格食らったのは想定外でしたが、無事に車検をパスしやっとナンバーをもらうことが出来ました。
カスタムについては一言もなし・・・もっと根掘り葉掘り問い質されるものと覚悟していましたが、こんなもんなんですかね〜?
とくに新規登録の時はノーマルに戻してもってこいとか言われると聞いていたのですが。。。
車検合格の報告と、カタナのお披露目を兼ねて、購入したバイク屋に向かう途中で、スピードの割にエンジン回転数が高い様な気がします。
トップギヤ4000rpmで80km/hって低過ぎるなと思い、聞いてみると4000rpmなら100km/h位でないとローギヤ過ぎるとのこと。
現状を確認すると、F16・R45のスプロケットです。
リヤスプロケットは高いので、フロントを2丁アップの18丁にしてみる事にしました。
ライコランドにてGSX750S用の18丁をゲット、、、現物売ってるとは思わなかった(笑)
早速交換してみたところ、4000rpmで95km/hになり、乗りやすくなって満足です。
ちょっとチェンジが忙しすぎて、クロスミッションみたいになってました。
何はともあれ、30年ぶりのロード復帰です!
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