
独立して3年目の年末、仕事ばっかりで曜日の感覚のなくなり、すっかり運動不足にもなってしまいました。
こんな事ではまずいと思い、長年製作途中で放置していたパンペーラを完成させ、運ぶ為に分解してソリオで無理やり運ぶ事3回・・・流石に面倒くさい事に辟易(^^;
そんな訳で、また性懲りもなくトレーラーを探していたところ、ご縁があり人生通算4代目のトレーラーを入手。
錆錆のトレーラーレストア編
SOREX製の軽トレーラーです。
車両重量120kg・最大積載量300kgで余計なものが一切ないシンプルな構造です。
ただまあ、あちこち錆錆で、ヘッド車であるポルシェ911で運ぶには、ちょっとみすぼらしい(;´Д`)
そんな訳で、お色直しやって、ちょっとカッコよくしてやろうと思います。
錆落としと再塗装
まずはホイール・フェンダー・車軸等、塗装の邪魔になるパーツを外していきます。
以前から殆ど骨だけのトレーラーを黒くしたら、シンプルに引き締まっていけるんじゃないかと思っていたので、塗装はブラックに決めました。
サンダーにカップ型のワイヤブラシを付けて、錆びた部分は念入りに、亜鉛メッキ部分は表面を軽く研磨する程度に磨き上げます。
ひっくり返した後、塗装したくない部分をマスキング処理し、全体を脱脂処理
灯火類や板バネなんかは、外すの面倒だったのでそのままです。
使った塗料は防錆成分入りの油性ペイントを、刷毛塗りしました。
亜鉛メッキ処理されたフレームって、元々表面が凸凹なのですよね・・・スプレーで塗っても刷毛で塗ってもあんまり変わらない。
裏面の塗装が乾いたら、再度ひっくり返して表面を塗ります。
朝塗って、ある程度乾いたところで2度塗りをやりました。
冬なので乾きが遅いですね、最終的には完全に乾くまで3日くらいは掛かりました。
ホイールの方も同様に、ブラックで塗り直します。
こちらはラッカースプレーで塗ったので、綺麗に塗れて乾燥時間も短かったです。
生乾きの状態で、マスキングは剥がしてます。
一応、メーカーのステッカーも残してみました。
真っ赤っかに錆びていたチェーンやボルト類も、錆を落として再塗装
思いの外、簡単に綺麗になります。
ホイールジャッキお色直しとホイール交換
トレーラー単体で移動させるときに使うホイール付きジャッキも、同様に錆を落として再塗装します。
ホイール外したついでに、ホイールも交換する事にします。
元々のホイールはプラスチック樹脂製なので、ガラガラと結構な騒音が出ます。
夜中に動かすと結構うるさくて、ご近所迷惑になります。
そこで、同じサイズのチューブ入りゴムタイヤのホイールに変更してみました。
一応、パンクのリスクはありますが、これで延々動かすわけではないので問題ないでしょう。
ちょっとした拘りと、ご近所様への配慮です。
実際、移動の際に殆ど音が出なくなり、動きも非常にスムーズになりました。
トレーラーユーザーにお勧めです。
因みにタイヤはホームセンターで入手できます。
本体の塗装が完全に乾いたところで、組み立て作業に入ります。
ホイール付きジャッキ・チェーンを取付、、、綺麗なパーツは気持ちがいいものです。
車軸の固定はたったこれだけ、、、こんなんで大丈夫なんか?
ホイールとフェンダーも組み上げました。
このトレーラー、ブレーキが変わっています。
つっかえ棒をタイヤに押し付けてパーキングブレーキとしています。
まあ、構造がシンプルなのでいいのですけど、ちょっと見た目がダサいかな(^^;
バイク搭載レール製作
バイクを積む為のレールを、アルミの縞鋼板とアングルで作りました。
強度はそんなに無いのですが、バイクの前後ホイールが、トレーラーのフレーム部分に乗る感じなので、積み込む時に曲がらなければOKです。
完成&テスト
タイヤストッパーはちょっと悩みましたね。
手持ちの材料使って、簡単に作ってみましたが見た目がイマイチ(;´Д`)
形になったので、ヘッド車との連結テスト&灯火類の動作チェック、、、問題なしです。
見た目も綺麗になり満足!
ついでにバイクの搭載テスト、、、シンプルでいいんじゃないでしょうか?
前のトレーラーの時は、キモカッコ悪いなんて言われたんだよな~( ̄▽ ̄;)
真横から見るとこんな感じです。
トレーラー車軸のほぼ真ん中にバイクを積めています。
バイクを積んだ状態で、ヒッチボール部の垂直荷重が25kg(三角ジャッキ重量2kgを引いた数値)
空荷の状態で22kgでしたので、プラス3kgです。
工具箱や携行缶などで調整すれば、もうちょっとヘッド車への負担を軽く出来そうです。
追加装備製作
バイクの搭載テストで、車体固定式のラダーレールが欲しくなったので作ってみました。
可倒式にする為、アルミの縞鋼板と鉄アングルの組み合わせです。
跳ね上げるとこんな感じになります。
バイク搭載後はリアタイヤに当てて、タイダウンベルトで固定する様にすれば、後ろを走る車にも多少の安心感を持って貰えるのではないかと。
積載スペースの両脇に足場板を追加しました。
木製板ですが裏にアングルの補強を入れて、表面には滑り止めのシートを貼っています。
今回は、かなりボロボロだったトレーラーのレストア&改造でしたが、結構楽しめました。
これで少しはバイクライフを楽しめそうです。
今年はCGCやクロスミッションなどの難所系レースにも挑戦してみたいですね。
とりあえず仕事頑張って稼がないと。。。
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