
Chevrolet Majestic flyer
アメリカ製モーターホーム クラスCと呼ばれるタイプのシボレーベースの23.5ftです。
全長7.35m 全幅2.4m 全高3.2m 車重3910kg
排気量5.7L(ガソリン車)とトラック並みのとんでもサイズです。
国内に入っている殆どは、フォードベースなのですが、米国ではシボレーベースも存在し、これは国内に数台だけ輸入された珍しいタイプです。
でも一度だけ高速道路で全く同じタイプに遭遇した事が有ります。
追い抜いて前に出たので、向こうもビックリしたかもしれませんね。
アメリカ製のモーターホームの場合、シェル部分の合わせ目にコーキング処理を施して防水しているのですが、コーキングが劣化すると雨漏りの原因になってしまう為、定期的に打ち直しの作業が必要になるそうですが、この車は国内に輸入後、キャンピングカー業者の手により屋根部を全面FRPコーティングされ定期的メンテナンスが不要になっているとか。
ベースはヘビーデューティシャシーのC3500にVORTEC V8 5.7L OHV2バルブ(300hp/4400rpm、49.8kgm/4000rpmを発揮、これに4L85-Eというヘビーデューティな4速ATが組み合わされるFRモデル)を搭載。
このフルサイズバンの形となるクラスCモーターホームのシャシーがメーカーから提供され各コーチビルダーの手によりモーターホームに作り上げられます。
国産車の場合は、トヨタのカムロードがベースとして有名ですね。
リアビュー…えらくシンプルな作りというか、ストップ&ターンシグナルはトレーラーレベルの簡単な物。
真ん中にド~ンとスペアタイヤがぶら下がっていてバイクを積むには邪魔。
主な装備
右側面前方にガスタンクがあります。
一般的なLPGではなく、タクシーなどに使われているオートガス仕様です。
このガスでコンロ、暖房、冷蔵庫を動かします。
調べてみたら、家から1km程の近所にオートガスステーションが有りました。
年中無休だそうで、出かける時に立ち寄って充填する事が出来助かります。
タンクの後ろに外部収納スペースが有りますが、あまり大きくは有りません。
アメリカ製モーターホームは俗に自立型と言われているらしく、車内だけで過ごせてしまう為、外部収納はあまり充実してないそうです。
ここにはガソリンタンクやブーツなど、車内に持ち込みたくない物をを入れるようにします。
後部右側にはボイラーがあります。
家の給湯のように蛇口を捻るとお湯が出ます。
4kwの発電機も搭載してます。
始動・停止は室内から操作可能で、ルームエアコンを運転しながら、電子レンジも使えるパワーを発揮します。噂で聞くほど煩くも無く、就寝時以外は起動していてもあまり気になりません。
快適なモーターホームライフのカナメです。
室内はこんな感じ
後方にトイレとシャワールーム、洗面台、クローゼットがあり、3バーナーコンロに電子レンジとオーブンレンジを装備したキッチン。
キッチンの後ろにはかなり大きな冷蔵庫と冷凍庫
前方には4人掛けのテーブルに3人掛けのソファーベット
スペースに余裕があるので、8人位まで宴会できます。
国民の70%がデブ(TVで言ってました)の国の車の割には、普通サイズの運転席と、嫁さん曰くユッタリしていて最高の座り心地の助手席。
インパネは至ってシンプル、余計な飾りが無くて好きです。
遠征に必要不可欠なETCとナビは早速追加致します。
運転席の上には大きなバンクベット(2300mm×1500mm)で、ここは私専用の寝床になります。
犬は①マリン♀5歳は私と一緒にバンクベットで、犬②マックス♂1歳はケージの中に入れます、これで爆睡出来ます。。。
内装も輸入後に業者の手により作り直されているそうで
トイレとシャワールームは大理石調になってます。
シートやソファー、天井全てに手が入って、インテリアは欧州車のような雰囲気でまとめられています。
半年以上、結構何台も色々見て歩きましたが
ここまで程度の良い物件は有りませんでした。
ちょっと希望より全長が長かったのですが、もう即決でした。
搭載されるVORTECエンジンは、アメリカ車に
詳しい人曰く信頼出来るエンジンだと言う事で安心してます。
燃費は一般道で5km位だそうなので、高速道路メインならもっと伸びてくれるでしょう。
エンジンをかけた時のV8サウンドが気持ちいいです。
アメ車はエンジン音がデロデロしているのかと思いましたが、国産ガソリン車と変わらない静かさです。
物凄いパワーで高速での追い抜きも楽々ですが、車体もデカイし慣れない左ハンドルなので90km/h位で巡航するのが一番楽です。
オートクルーズ付ですので胡坐かけるのも◎
早速、トランポ仕様へ・・・

自作の特製バイクキャリア
リアにバイクを搭載する為のキャリアを製作しました。
本当は枠だけ作ってラス網を張りたいと思っていたのですが、ステンレス製の丈夫なラス網が手に入らなかったのでステンレスパイプ(SUS304)で製作。
構造材質全てにSUS304を使って錆び知らずです。

跳ね上げ収納です。
シャシーのメインフレームに固定。
使わない時は跳ね上げておけます。

バイク2台積めるように作りました。
バイクを載せるとこんな感じ、、、2台載せる時は互い違いにする予定です。
しかしこのキャリアを展開すると、全長が8.35mにもなってしまう為、駐車場からの出し入れが大変です。
長過ぎ(-_-;;
キャリアを付けた為に外したスペアタイヤは、屋根の上に持って行きました。

オールステンレスで製作
屋根に上れる様に簡単な梯子も製作します。
取付は野外用強力両面テープだけです。
貼り付け面を広くしてあるので、意外と大丈夫です。
停車中の乗り降り助けるステップもあります。
最新の高級グレードだと電動で出し入れ出来るそうですが、此方は手動式・・・どうでもいいけど動きもイマイチだったり。
車内へのドアはここだけになります。
後は運転席か助手席のドアのみ、これも3ドアて呼ぶのかな?
再び車内へ
後ろのドアから中に入ると左手にクローゼットと引き出しがあります。
この中にライディングギアや、軽めのパーツ類を入れるようにします。
ちょっと使い難いので出来る事なら改造したい所ですが、将来手放す事を視野に入れると、あまり手を加えるのは得策ではないのでこのまま使う予定。
クローゼットの右には洗面台があり、上下に収納も有って使い勝手は結構良いです。
横にコンセントも有るので普通にドライヤーも使う事が出来ます。
キッチンは一般家庭用と比べるとコンパクトですが、車の中の物と考えると充分過ぎる程贅沢な作りです。
3バーナーコンロとその下のオーブンレンジはオートガスを使用。
着火機構が無く、点火は着火マンを使って行います。
何で無いのでしょうね?安全対策か?
ちょっと小ぶりなシンク、、、深さは十分ですが、出来ればダブルの方が良かったかな。
右の蛇口を捻ると水が出て、左を捻るとお湯が出ます。
(お湯はボイラーを起動時のみ)
ガスコンロの上には電子レンジ。
コイツは車載発電機を起動させないと使えません。
使い方も特殊で、起動時間を秒単位で入力して使います。
何か色々な機能が備わってそうですが、マニュアルの類が無いので不明、、、まあ、温めるだけなら簡単なので問題無し。
ベットにもなる4人掛けシートとテーブルですが、実際に4人で座るとかなり窮屈かな。
テーブルを下げて、マットを広げるとセミダブルサイズのベットにする事が出来ます。
シートの下は水タンクになっています。
このサイズにしては容量100Lとちょっと少なめ。タンクの隣には水圧感知式スイッチで動くポンプがあります。
車内の蛇口を捻って水を出す事により、ポンプ内の圧力が下がってポンプが動き水を送る仕組みになっています。
もう片方のシート下は、FFヒーターと呼ばれる12Vで動く暖房設備が入っています。
FFヒーターの燃料もオートガスで、バッテリーの電源だけで使う事が出来ます。
なかなか高性能の車内用温風ヒーターです。
スイッチを入れると直ぐに暖かくなりますし音も静かです。
状況に応じて自動で駆動電源(12V・100V・オートガス燃焼)が切り替わる3ウェイ冷蔵庫。
走行中は12Vで動くのかな?スイッチを入れて冷えるようになるまで数時間かかるので、出発予定時刻の半日前辺りから外部電源を使って起動させるようにしてます。
完全に作動すると、冷凍庫で氷も作れるみたいです。
真夏のレースでキャメルバックに氷を入れておけるな、、レース後にシャワー浴びた後、アイスを食う事も可能なんだ。(おぉ!)
冷蔵庫&冷凍庫のスイッチ。状況に合わせてAUTOで電源切り替え。
冷却能力は12V・100V・GASの順で上がるようです。
GASは燃焼させて使うので、停車中以外は不可。
収納庫は結構充実しています。
右側はヘルメットも入れられるサイズなので重宝します。
三人掛けソファーもあります。
こちらはワンタッチでベットに早変わりします。
毎日乗る様な車ではないので、バッテリー放電防止にブレーカーを利用したキルスイッチを付けました。
当然、左ハンドルです。
流石にこの大きさで左ハンドルだと、他の人には運転させられません(^^;
納車日は埼玉の方まで引き取りに電車で行ったのですが、ナビがなくこの巨体で高速入口までの道に迷って大変でした。
更に、まだETCも付いてなかったので、料金所では降りてから料金支払い。
8ナンバーだとサイズに関係なく料金は普通車扱いなのですよね。
「・・・これで普通車?」と料金所のおじさんがボソッと言ってたのを覚えてます(笑)
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