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【04’KTM200EXC】200SX仕様のじゃじゃ馬エンデューロSP
- 2018/6/14
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04’KTM200EXC
山用に使っていたGASGAS EC250を手放して、替わりに04モデルのKTM200EXCを入手しました。
ご存知の方も多いでしょうが、この200EXCは小型軽量の125車体に125ベースの200ccのエンジンを積んだ反則バイクで御座います。
良く言えば125の軽さとトルクフルな200エンジンが美味しい・・・
悪く言えば125ほど高回転が回らず、125の回しきって乗る爽快感が無く、250程のトルクも無い中途半端なバイクだそうで。
点検&整備
早速各部の点検&整備を始めます。
1年落ちの車体の割にはフレームに傷も無く、普段の洗車程度では落とせない土の蓄積なども見当たらない、殆ど乗っていない極上車のようでかなり嬉しい。。。
前オーナーの手により保安関係はハーネスから撤去され、かなりのパーツがモトクロスバージョンの200SX用に変更されているイワユル改造車と言う事で、相場よりかなり安かったのですが、そういう改造は私としては願ってもない事で、ちゃんとノーマルパーツも付いて来たので全く問題無しのバンバンザイで御座います。。。
いつのまにか2stモデルにも最初からマグラ製テーパーハンドルが標準装備になったのですね。
前は4stモデルにしか付いていなかったのに。
でもちょっとハンドル高過ぎかな。
チャンバーはFMF製200SX用(らしい)が付いています・・・傷一つ無いので新品か?
サイレンサーは純正パワーパーツのシックスデイズサイレンサーが付いてきました。
燃え残ったオイルが根元から垂れていたので、分解してグラスウールを新品に交換します。
印西凸凹ランドの音量測定で94db/5000rpmをマークし余裕で車検クリアの静かさ。
こちらも純正パワーパーツのカーボン製イグニッションカバー・・・
これに付け替えるとノーマル比で40%の軽量化になるそうだけど値段調べてビックリ!
普通は手が出ないな。
因みに上のシックスデイズサイレンサーも、ノーマル比で32%の軽量化になるらしい。
アンダーガードはCRD製の新品が付いて来ました。
これは仲介する形になった知人が自分で乗るつもりで購入していた物だそうで、、、作る手間が省けてラッキーなのか?
CDIまでSX用
ハーネス撤去しただけでなく、電装系は完全にSX仕様にしてあるらしく、CDIもSX用に変更してあるそうなのですが・・・
そこまでやるなら何故最初から200SXを買わなかったのかと突っ込みたくなる(-_-;
しかし態々SX用にしたという事はEXC用とは点火時期とかも違うのかな?
点検整備やセットアップが落ち着いたら付け替えて色々試してみよう。
リヤサスはモトハウスチューン?
リヤサスペンションはモトハウスチューンが施されているみたいです。
リザーバタンク下部に怪しげな削り出しパーツが付いています。
ダンピング特性とか変更されていたりするのかな?
モトハウスに問い合わせたら教えてくれるのだろうか?
スプリングもSX用が付いて来ましたが、マニュアルでバネレートを調べてみると、EXCよりもレートが低い設定になっているのですね。
サグ出しをしてみるとEXC用のスプリングはギリギリまで緩めても90mm、SX用だとちょっと締めこんだ状態で100mmにセットする事が出来ました。
ラジエータ加工
ラジエータを外して、ハンドル切れ角を増やす加工を施します。
もう定番メニューです。
ラジエータ加工完了、仲介人が購入した新品のCRD製ラジエータガードもちょっと加工。
ハンドルはタンクギリギリまで切る事が出来るようになります。
こちらもうちの定番メニュー、ラジエータ液のリザーバタンクをエアクリーナーBOX内に。
折角の新品チャンバーを凹ますのも悲しいので、アルミ製自作チャンバーガード装着。
クラッチレバーが意外と重かったので、400からエンデューロエンジニアリング製のクラッチレバーを外して入れ替え。
125並に軽くなり指一本で楽々操作が可能になりました。
取り外されていた多機能デジタルスピードメーターも元に戻します。
有ると便利なんです。
タンクまでSX用
ガソリンタンクも7.5LのSX用が・・・ここまでやるなら何故最初から・・・以下略(笑)
125EXCと似たような燃費ならば1時間で5Lは必要なので、無給油で2時間以上は走れるように125EXCで使っているパワーパーツの11Lタンクに交換。
125の方は200用の8.5Lタンクを付ける事にします。
ついでにシュラウドも05モデル用に変更します。
フロントゼッケンプレートとリアフェンダーも125EXCで使っていた奴を入れ替え。
んだもんで見た目が125と変わらず新鮮味が全然無いです。(悲)
ハンドルガードとフロントディスクカバーも中古品を取り付け・・・まあどうせ直ぐに傷だらけになるからいいか。。。
初乗り~
先週、DSKサバイバルエンデューロが行なわれた鬼怒川某コースに持ち込んで、初乗り&セッティングを行ないました。
エンジンを十分暖気してからゆっくり走行開始・・・
サスペンション硬!
レスポンス鋭過ぎ!
低速全然無い・・・(-_-;
想像と違い過ぎて、1周で嫌になりました。
完全にモトクロッサー風で、昔試乗した事のある02’KTM200EXCとは全然違い過ぎて楽しくない。
まずサスセットから弄っていきます。
より飛ぶ方に偏っているのを、ショックを吸収して車体が安定する方向にリセット。
キャブセットも変更、事前に調べたジェット番手はMJ#180・SJ#35とスローが小さい。
(一応ノーマルセットのスローは#35)
明らかにスローが薄過ぎてピーキー過ぎるエンジン特性なので#45に上げてやります。
これで大分扱い易くなりましたが、まだまだかな・・・
でもアクセルとエンジンが同調した感覚は面白いです。
125だとエンジンばかり回ってスピードが乗らないのですが、200はエンジン回転と加速具合が丁度いいのですね。
おまけに125より回らないと聞いていた200でしたが、高回転まで一気に吹け上がって125より回ります。
これってSX用チャンバーやCDIが効いているのかな?
車体は軽いです、125と殆ど変りませんが、不思議と125のような自由自在に振り回せる感じがありません。
かといって250のような溢れんばかりのトルクやパワーもないので、幾ら乗っても疲れる気がしません。
まだまだ色々試してみたい事や手を加えたい所がありますが、一応好みのセッティングが出ていい感じで乗れる様になったので、早速ではありますが来週のジョニエルに使ってみようと思ってます。
パワー重視のコースと言う事ですが、はたして結果はいかに。。。
とんがった性格でしたがいいバイクでした。
初戦こそプラグが被りまくってレースを落としましたが、セッティングが決まると雨のレースで威力を発揮。
JNCC-Aクラスで初優勝を飾ったのもこのバイクです。(たしかカウランド)
その後、嫁さんのバイクとなり水没してウォーターハンマーなんたらとかでクランク逝ってしまったけど・・・(;´Д`)
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