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【WR250F+オリジナルアルミフレーム】Vol.6 オフロード仕様完成編(仮)
- 2018/6/25
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この記事の目次
TAG製スペシャルステム
依頼人より、TAG製のスペシャルステムを付けてくれと、送られてきました。見るからに剛性の高そうな代物です。
ハンドルクランプは、テーパーハンドル用になっています。
ベアリングを打ち込み、交換する前にノーマルと比較。厚みが倍近くあります。(^^;
交換完了、、、ちょっとハンドルストッパーに不具合が有りましたが、簡単な加工で問題解決。
あと、写真だと分かりませんが、フロントフォークを別口で入手しておいた新品にしました。
別に問題があった訳ではないのですが、綺麗なほうが良いでしょう。
ハーネス関係
FCRキャブを取付て、アクセルワイヤーやらクラッチワイヤーやら、ハーネス関係を、四苦八苦しながら取り回します。
(やっぱりリアサス外さないと脱着出来なかった・・・)
コネクティングチューブ
キャブが付いた所で、毎回後回しにして最後に苦労させられるコネクティングチューブに取り掛かります。
色々と考えていましたが、WRFのコネクティングチューブを合わせて見ると、、、ピッタリフィット(゚o゚)
え?ええ?・・・もしかして、無加工でいけるのか?
ちょっと半信半疑ながら、CR80のエアクリーナーBOXに取付て、コーキングでシール。
まるで専用に作られたかのように、違和感無く付いてしまいました。。。
サイレンサーのステーを追加し、再塗装し終わったサブフレームを付け、ラジエター類を調整しながら付けていきます。
やっとここまで来ました。
完成までもう少しです。。。
チェーンガイド
依頼人の希望により、WRFのチェーンガイドを付けました。
元のステーを切り取った後に、WRFチェーンガイド用に作った新たなステーを溶接して取付。
ガッチリしててイイ。
オイルタンク
ちょっと不具合が有って、オイルタンクの構造を少し変更。
総オイル量1100ccです。
クーラントリザーバタンク取付
WRFはEDモデルという事もあって、クーラントリザーバタンクが有ります。
最初はスペース的に無理と思っていましたが、何か付けられそうなのでステーを溶接しました。
かなり苦しい形ですが、何とかサイドカバー内に収まってくれました。
で、どの辺が苦しいのかと言うと、、、固定のボルト2本外さないと、蓋を外れず給水出来ません。(^_^;;;
この手のカスタムにありがちで、アチコチに色々なパーツを流用します。
チェーン下を支えるゴムローラーもその一つでYZ80用を流用しています。
消耗品なので忘れずに。
若干の手直しが残っていますが、何とか車体関係(オフロード仕様)の完成です。
暫定的完成
現状ではストリップ状態でしかお見せ出来ません。
一応外装関係も付けられるのですが、今一見た目が・・・なので再検討中です。
ですが暫定外装を付けてテストしました。
シェイクダウン・インプレッション
予定通り、乾燥重量は72kg辺りに収まりました。
ガソリン・オイル等を入れた装備重量も80kgを少し切ると思われます。
エンジンのほうはデチューンしていないストック状態に、抜けのいいFMFマフラーを詰めて装着しているので、より高回転・高出力になっているのではと予想されます。(^^;
試乗は小雨の降る中、某河川敷のコースに持ち込んで行ってきました。
エンジンの始動性は抜群に良く、サンダル履きにもかかわらずキック一発でOK。
暖機をしている間に、締め忘れ等のチェックを済ませ、サンド質の初心者コースに乗り込みました。
軽く2・3周した所で、もう一度チェック、何処にも問題無し。
アクセルを開けずに周った感じでは、非常に楽。
CRE230Fのような粘るトルク感は無いけれど、スムーズに吹けるエンジン特性が、何とも言えない素直な感じで好印象。
続けて少しずつペースを上げてみます。
鋭いレスポンスで、アクセルとリアタイヤが直結したような感覚はまさに異次元、しかし不思議と恐怖はありません。
居合わせたCRF450Rと互角の加速をするのに、安心してコントロール出来てしまいます。
贅肉を削った新型アルミフレーム&CR80足回りとエンジンの相性が絶妙にバランスしている感じです。
車体がコンパクトだから簡単に押さえ込め、押さえ込めるからアクセルを開けられる。
お陰で軽くフロントを浮かせながらロケット加速でアッというまに次のコーナーが迫ってくる。
グッと車体を押さえ込んでペタンと寝かし込むと、クルッと旋回してくれます。
旋回性も良好、変な癖はありません。
アクセルを開けた分だけパワーが出て、素晴らしいレスポンスのお陰でストレスを全く感じさせません。
あまりに楽なので手抜きしてヘアピンコーナーを3速で回った所、さすがに加速しません。
つい何も考えずに半クラッチを当てた瞬間、従順なサラブレットが血に餓えたオオカミに変貌。(-_-;
瞬時にリアのグリップが失われ車体が真横を向きますが、軽くコンパクトな車体のお陰でクッと押さえ込めます。
素晴らしいけどコイツはヤッパリ羊の皮を被ったナントカだと実感。
暫定版の御披露目は「小湊8耐会場」にて、、、走れる状態で持っていきます。
某河川敷・・・今は無き利根川のW松さんのコースですね。
高速下がちょっとしたミニコースになっていて、そこでテストしていたら声かけてきた人がいましたっけ。
乗せて欲しいというので「どうぞ」と言ったけど、エンジン掛けられなくて・・・(^^;
この頃のWRFエンジンって、ちゃんと手順踏まないとキックも踏み下ろせない奴だったけど知らなかったみたい。
エンジン掛けてあげてミニコースで少し乗った後に、本コースでも乗りたいというので丁重にお断りしました。
テスト中だしエンジン掛けられないのに、何言ってんだコイツって思った(;´Д`)
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