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【09’KTM250EXC-F】SIXDAYS仕様の納車からセットアップまで
- 2018/7/13
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この記事の目次
09’KTM250EXC-F SIXDAYS仕様
2008年のJNCC最終戦 AA-GPを目前に怪我をしまして、結局年末を棒に振ってしまった時期、静養中に2009年シーズン用にOHしていた07KTM250EXC-Fを急遽手放して、念願の新型を入手しました。
周りが皆、新型で狭かった肩身がやっと広くなった気分です。。。
↑は限定車のSIXDAYSですが、実際にはJAPANが企画した限定車と同等のパーツを組み込んだSIXDAYS仕様です。
普通は↑の状態で来るはずなんですが、何故か私の所にはノーマル車両+パーツの入った段ボール・・・自分で組めって?
幻となったBMW契約ライダー
BMWがED業界に参入してきた時期の事です。
このバイク話題でしたね、革新的な設計思想で鳴り物入りでデビューしましたが、結構トラブルも多く数年で消えていきました。
実は怪我する前に、このBMW初のEDレーサーの契約ライダーとして、お声がかかりAA-GPでデビュー戦を飾る予定でした。
この年は調子も良く、元々450クラスを振り回して乗る豪快なライディングが評価されて、JNCCの星野さんからの推薦を頂き決定済みでしたが、車両受け取り1週間前に調子に乗り過ぎて転倒し右手首骨折(;´Д`)
私の席は小池田選手が座る事になり、翌年のJNCCでライドし、シリーズチャンプになった・・・んだっけ?(もう忘れた)
色々未完成の部分が有ったり、かなり大変なシーズンだったと聞いています(^^;
2008モデル納車
嫁の07KTM125SXが同じ外観なので、イマイチ新鮮味に欠けると言うか、冬真っ只中でトロトロ慣らしやる気にならないと言うか・・・
嬉しいはずなのに心が踊らないのは何故?
売却を考えて、新品ホイールは温存
最近のKTMはブラックアルマイトのリムを使っていて、格好は良いのですが簡単に傷が入って、その傷が目立つ。
そうすると手放す時に結構困ってしまう(07EXC-Fを売る時に非常に困った)ので、傷つく前にスペアホイールに交換して新品は倉庫に温存します。
*ブラックアルマイト仕様は格好いいけど、すぐに傷だらけになるのが難点
ハンドルガードも磨きなおして使いまわし、、、流石にカバーは新調しました。
電動ファン取付
段ボールにギッシリ入ったSIXDAYS仕様のパーツを装着します。
まずは電動ファン。
旧型のプラスチックから鉄のブラケットに変更されたのは良いとして、ラジエータに取り付けるのにリベット固定というのは如何なものかと・・・。
うちは偶々ハンドリベッター持ってますけど、普通はあんまり持っていないと言うか、ラジエータ潰した時交換が大変・・・(-_-;
アンダーガード取付
続いてアンダーガード装着。
07の時と違い専用品でブラケット用の穴も開いてました。
*クイックタイプの装着なので、すぐに取り外せるのはありがたいのですが、その為に走行中にも外れやすくて・・・
ミクスチャースクリュー交換
絶対とは言わないけど、付けといた方が便利なミクスチャースクリューを交換。
アルミ製の安価な製品もありますが、純正パワーパーツはステンレス製なので安心して使えます。
泥詰まり等の余計なトラブル防止にバイパスを設けてエアクリーナーBOXへまわします。
PHDS取付
パワーパーツのPHDS(プログレッシブハンドルバーダンピングシステム)の取り付け。
ハンドルバーをダンピングエレメントでフローティングマウントし操作性を損ねることなくエンジンやフロント部の振動や強い衝撃を緩和してくれるらしい。
実際に乗っていても違和感は無いです。
専用ブリーダーバルブも付いてきました。
ワンプッシュでエア抜き出来て便利です。
フロントフォークのアウターチューブを守るカーボン製フォークガードも装着。
LEDテールは外して、リアフェンダーの泥除け部分だけ付けておきます。
フェンダーの補強兼背中に泥が飛んで来ないようにする為なんですが、個人的にはあまり付けたくない。
ワイヤーロック
オイルドレンボルトにワイヤーを通す穴を開けて、ワイヤーロックします。
ドレンボルトが外れてオイル抜けても、走行中は気が付かないもの・・・この辺りはきっちりロックします。
リヤブレーキフットペダルの端を丸く削って、転倒時のクラッチカバー破損を防止。
転倒時にペダルが押されて、カバーに角が当たる事で破損する事が有ります。
角を丸めるだけでも破損防止の効果が有ります。
オイル注入口のキャップもワイヤーロック、、、面倒ですけどやっといた方が安心。
現状こんな感じで開幕戦に向けてセットアップ中です。
07と比べると低速から中速にかけてのパワー感はアップしていますが高回転が回らない印象。
まだエンジンに当りが付いてないせいもあるでしょうが・・・でも慣れるとこっちの方が良いですね。
*慣れてもやっぱりダメだった(^^;
サスペンションは初期の動きが良過ぎて、私には挙動が動き過ぎてダメでしたから早速SXのサスペンションに入れ替えました。
マフラーもSX用に入れ替えて更に低速域~のパンチがアップしてます。
一番良くなったのは始動性ですね、セルボタン押すと瞬時に掛かるのは素晴らしい。
ビックタンク
KTMには純正カスタムパーツにあたるパワーパーツが多数発売されています。
ノーマルの黒のタンクは容量も少なく、ガソリン残量も見えないので、半透明のビックタンクを購入。
純正らしくフィッティングも完璧です。
ガソリンを入れると、うっすらながらも残量が確認出来ます。
シュラウド付けると分かり難くなってしまいますが・・・
このデザインのKTMは、07までのスマートさが無くなって、跨っているとタンクの幅が気になります。
ビックタンクにする事で、もっと太って感じるのが残念でした。
セル付のバイクには、セルスタートスイッチを左側にも追加します。
左右どちらからでもエンジン掛けられるのは非常に便利です。
転倒によるスイッチ破損で、エンジン始動できない事も有るので、保険代わりにもなります。
より高回転域でのパワーを求めて、CRF450用のサイレンサーを付けてみたり・・・色々弄りましたが、07の様なエンジン特性は再現できませんでした。
その後、250SX-Fモデルを手に入れましたが、こちらは気持ちよく回ってくれましたね。
CDIを換えれば、同じ特性が得られたのでしょうか?
定番のステップシートにもしてます。
ハッキリ分かるくらいの段差で、マディ時に威力を発揮。
この状態でモトクロスコースで練習していたら、「そのバイクなんですか?」って聞かれたことが有りました。
やっぱりモトクロスとエンデューロでは世界が違うのですね。。。
この年も怪我が続き、このバイクには殆ど乗る機会が有りませんでした。
2000kmも乗らずに手放しました。
その為、印象が薄い(^^;
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