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【CRF450R車体+KLX300ESエンジン】Vol.2 完成からのW松氏試乗インプレッション
- 2018/7/23
- KLX300ES-AL, オフの世界
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この記事の目次
CRF(450車体)+KLX(300エンジン)製作 Vol.2
エンジンヘッドのマウントを製作しました。
フレーム間にパイプを通して、元から有ったマウントブラケットで固定。
この固定方法を決めるだけで1日考えてしまいました。(-_-;
エンジンマウントが全て決まったので、足回りをグリスアップしながら組んでいきます。
リヤブレーキを取り付けて、フットペダル位置を確認・・・良いですね。
しかし、もろにキック用の穴に被ってしまっています。
残念ながら、オプションのキックスターターはNG。
*どうしてもキック付けたいと懇願されて、後から無理やりつけました・・・
チェンジ側もまったく問題無し。
あ・・・でもちょっとステップから離れ過ぎているかな?
スペシャルインシュレータを製作して、キャブレターの向きを右から左に変更しました。
この手のカスタムで毎回頭を悩ませるのが、吸入系の問題です。
今回は、CRFの足回りには一切、手を加えないようにしたいので、CRFのエアクリーナーBOXに合わせて、キャブの向きを変更したわけです。
コネクティングチューブ加工は要りますけどね。
前後ホイールを付けて、やっとバイクらしくなってきました。
アルミフレームにKLXのエンジンが違和感無く納まっているのが、何となく笑えます。
思いの外、エンジンが小さく見えます。
この状態で取り回すと恐ろしく軽い…いや~完成が楽しみになってきました。
ラジエータ位置決定
前回の更新から2週間・・・まだ完成してません。(汗)
ラジエター(KLX純正)の位置を決めて、フレーム側にマウントを作り、固定するだけでも、やたら時間を食います。
左側は、それ程問題無く位置決め固定出来たのですが・・・
それでもヘッドへのパイピングに頭を悩ませましたが。
クランク状のゴムパイプを使う事で、一応は問題解決。
右側は大変でした・・・
限られたスペースに、ごついファンが付いたラジエターを固定しなければならないのですが、フレームに干渉せずに、シュラウド内に隠れる位置・・・。
スロットルホルダー変更
アクセルワイヤーの取り回しも、苦労させられた箇所です。
KLXは2本のアクセルワイヤーを使っていますが、まず長さが足りません。
通常の一旦ステム前に出して、フォークの内側を通す方法は完全に駄目でした。
それと、キャブの位置が、かなりシビアな場所に有って、ワイヤーの取り回しにかなりの無理が出て、アクセルの動きが悪くなってしまいます。
そこでスロットルホルダーをCR用に替え、ワイヤーも1本に変更しました。
ワイヤーの取り回しも、KTMのように手前からタンクの横を這わせるようにして、長さの不足問題を解決。
CR用ホルダーの使用で、ハイスロットル化にもなりました。(^^v
KLXに付いていたスーパートラップを、CRFのサブフレームに取り付けられるように手直しして装着・・・
あんまり格好良くはないですな。(-_-;;;
この辺は、後ほど好きなのに交換して貰う事にして頂きましょう。
とりあえずは有る物を利用すると言う事で・・・
ノーマルマフラーも有るんで、こっちの方も付けられる様に加工して音量対策用にします。
EDに使うので、耐久性重視のシールチェーンを選択しました。
リヤスプロケットはとりあえずCRFの50丁をそのまま使います。
ファイナルは後ほど変更する事になります。
ハーネス取り回し
KLXのやたら長くて太いハーネスを、四苦八苦しながらも何とか目立たないように取り回しました。
それでもフロント回りにかなり集中してしまって、多少ステアリングに影響が出てしまいます。
実際に乗ってから、あんまり動きが妨げられるようならば、取り回しを考え直さなければならないでしょう・・・。
フロントブレーキホースは、KLXのに変更しましたが、依頼人の希望で後ほどメッシュタイプ(CRM用かな)に変更する予定です。
バッテリーは、ぴよエボやCRE230F同様、エアクリーナーBOX内に簡単なケースを作って納めました。
サイズは、KLXの6Ahより小さめの4Ahタイプに変更しました。
BACK YARD BUILDER KLX300 Aluminum frame edition
予定より半月遅れとなりましたが、何とか完成致しました。
KLXエンジン搭載のバイクなので、青外装(アチェルビス製YZブルー)でまとめてみました。
本当は緑の方が良かったのですが、CRF用の緑色なんて存在しません。
シート皮はWR250F用を流用。
ライトカウルもアチェルビス製の2つ目DHHで、怪しさに拍車をかけます。:-)
暫定のアルミパネル・・・キャッツアイ付けられる様にもうちょっと考えればよかったかな?(^^;
早速、守谷のW松氏管理のコースにてテスト走行を行ってきました。
テスト前日に、タイミングよくアメリカより依頼人が帰国・・・
睡眠時間3時間にも拘らず、テスト走行に駆け付けました。
トランポからバイクを下ろす時の周りの反応は・・・無反応でした。(笑)
後で聞いた所、YZFだと思ったそうです。
さすがにセルを回してエンジンかけると、突き刺すような視線をビンビン感じます。
ああ、この瞬間は何度経験しても面白いですわ。
インプレッション
素人のインプレではつまらないので、W松氏に試乗して頂きました。
3周程乗ってもらって、辛口インプレを御願いしたところ・・・
エンジンパワーは悪くないんだけど、フレームとの相性が良くない。 エンジンをチューンするかフレームの剛性を落とすかしないと、乾いた路面ならともかく、滑りやすい所だと、フレームが全然しならずに唐突に滑ってしまうかな。 車体そのものは良いから荒れた所でも安心して開けられるね、エンジンも良く回るし・・・ その割りにスピードが乗らないんだけど・・・。 これをどう仕上げていくか楽しみだね。
私の乗った感じでは、車体の硬さ云々よりも、エンジンレスポンスの鈍さが気になりました。
サンドやマディ路面等で、瞬間的にパワーが欲しくなる時って有りますよね。
そういう時にハンクラ当てても付いてこないんですよ。
車体がしっかりしている分、エンジンパワーの無さが浮き彫りになって、非常に勿体無い感じでした。
依頼人もパワーの無さは認めていましたが、ちょっと見方が違います。
何よりエンジンを止めちゃっても親指で再始動できるのに感動! これ、これが欲しかったんだよね(^^;
少々の手直し項目と追加加工が残っていますが、とりあえず完成です。
今後、依頼人が乗り込んで、少しづつエンジンに手を加えていく時に又、更新するかもしれません。
この後、無理やりキック付けたり、スタンド付けたり?したような記憶が・・・
結局、レースで使われる事はなかったようです(^^;
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