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【GASGAS Pampera】Vol.4 パンペーラのアルミフレーム化その後
- 2018/7/31
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GASGAS パンペーラ 山で萌える仕様
2004年9月に一応の完成をみたアルミ仕様のパンペーラでしたが、突貫工事で適当に作ったバイクだったので、中途半端な出来で色々と不満が残っていました。
いずれは作り直そうと思いつつ今日まで放置状態。
私が乗っていたKTM125EXCに嫁が乗るようになってからは、邪魔なので倉庫に仕舞いっ放しで、先日までその存在すら忘れていました。
ほぼ3年ぶりに倉庫から発掘された不憫なパンペーラ改、、、健気な事にエンジンはキック一発で始動してくれます。
さて、コイツの何処が気に入らないかというと、まずはフロントフォークが弱過ぎる。
CR80用の倒立フォークを加工して使っているので当たり前です。
スプリングも80のままだし、、、後は剛性が高過ぎるフレームにタンクの形状が悪過ぎてポジションもイマイチな辺り。
まあ早い話がこんなバイクは全然ダメじゃ造り直してやる~!
という事で、作り直すに当たってのコンセプトは「山で萌える御散歩仕様」に決めました。
フロントフォークにKX125用
嫁さんの山用投げバイクにするので作り直すのにお金をかけません、ガレージ内に有る物掻き集めて再利用で作ります。
フロントフォークはKX125用を使う事にします。
KTM用のWP48フォークを使おうかと悩みましたが、勿体無いのとホイールやらブレーキやらが揃わないのでやめました。
KX用だと必要な部品が一通り揃っているので好都合です。
さて、コンセプトも決まってバラシ始めたのですが、こういうの久しぶり過ぎてイマイチ気分が乗りません。
外装を外した段階で洗車するんだったと後悔するほど彼方此方ドロドロのままだし。(-_-;
気が乗らない理由はもう一つ、気まぐれで始めてしまったのでバラしていく内に段々面倒臭くなってきた。
昔の情熱は何処へ行ってしまったのでしょうね。。。
それでも何とか最後までばらし終わってエンジンとその仲間達を箱に仕舞う。
さてこれからが問題です。
どうやってフレームの剛性を落とそうか?
一体型タンクを切り取ってからメインチューブを細くする?
KXのステムを付けられるようにしなくてはならないし、思ったより大手術になりそうで困った。
・・・っていうか新しく作り直した方が早くない?
謎のワークスフレーム
作り直すとしてベースが有った方が楽なので手持ちの別フレームを引っ張り出してきました。
お馴染CR用のアルミフレームですがちょっと変わってます。
実はこれ、スーパークロス用のワークス流出物でガレージの天井から吊り下げて飾ってました。
飾りっぱなしで何の役にも立たないので今回使ってやろうかと下ろしてみたのですが・・・
ヘッドパイプ見て断念(;´Д`)
画像だと分かりにくいですね、、、何とメインフレームの目の字内に発砲ウレタンらしき物がギッチリ充填されてました。
かなり昔にフレーム剛性上げる為にフレーム内部に発砲ウレタン詰めるなんて話を聞いた事がありましたが、現物見るのは初めてです。
金属のパイプ内に発砲ウレタンなんて詰めても剛性アップになるわけがないっというのが定説だったような記憶がありますが、天下のホンダがやっているという事は効果があるのか?
ってそんな事はどうでもいいけど、こんな物詰まってたら溶接加工出来ないじゃないか。(-_-;
仕方ないのでバラしたフレームを改造する事となりました。
何処で切ってどうするか散々悩んで、上下に分断して上の部分をそっくり作り直す事に決定。
サンダーでぶった切り。
ミニモト用フレーム冶具再び
フレーム製作用の冶具を引っ張り出してきて切り取った下半分をセットします。
邪魔だったので捨てようかと思っていた冶具でしたが、捨てないで良かった、、、又使うとはね。
切り取って残しておいたKXのヘッドパイプから必要な寸法を採取。
直径65mmと70mmのA7N01丸棒を削りだしてKXステム用のヘッド部を作ります。
年末にちょこっと時間が取れたので、パンペーラ新フレーム製作を少しだけ進められました。
KX125用ステムのベアリング受けを削り出してから、8mm厚のアルミ板で作ったヘッド部をサンドイッチして冶具に固定。
これは最後に作った4stミニSXRと同じ手法です。
この方法だと高い丸棒を無駄に使う事も無く削り出しも楽ですし、メインチューブとの連結も簡単で強度も出しやすいと思ってます。
特に一体型ガソリンタンク仕様に向いている?
フレーム製作冶具に固定して手曲げのメインチューブを適当に位置決めしてから溶接。
まだアンダー部との連結が終わってませんが、時間切れなのでパンペーラのスイングアーム~リアホイールとKX125のステム~フロント周り一式を仮組みして終了。
バラバラにしておくと邪魔なんですよ。
本当はこのまま倉庫に仕舞い込みたいのですが、それやると次にいつ再開するか分からないので邪魔だけどガレージの一角に置いておきます。
リアサスの取付部やタンク部を作る為に、エンジンを載せて位置確認します。
ヘッド位置は割かし低いのですが、プラグとプラグキャップが結構な高さで無駄にスペースを食っているのが残念。
代用出来る背の低いプラグって有るのかな?
有ったらいいな。
リヤサスはそのままPDS採用
リヤサスはKTM用のWP製PDSサスペンションを使います。
リンクレスなのでこういったキワモノマシンには流用しやすい、リンク式だと色々大変で、、、
バネレートの違うスプリングも結構揃っているのでセッティングもやり易い。
問題は、サス自体が結構大きくてレイアウトに制限がある事ですかね。
出来るだけ低い所に取り付けたいと思うのですが・・・。
以前、車高を上げる為にスイングアームのサス取付部にゲタをかませていたので、再加工して低い位置に付け直します。
ほんの30mm程なのですが、その分サスの位置が下がって、その結果シートの位置も低くする事が出来、完成後の足つき具合に影響します。
嵩上げしていたゲタを撤去し再溶接。
サスピボットのベアリングは打ち替えます。
他のパーツとの干渉具合を見る為に、スプリングをセットしてからもう一度仮組み。
良さげな感じなのでアッパー部の取付ブラケットを作ります。
これで前後サスの取り付けが完了しました。
まだタンクとか細かいパーツとか全然出来てませんが、一応の車体寸法が決まりました。
現状で最低地上高370mm、ホイールベース1350mm・・・
シート高は900mm位に出来そうなので、嫁さんが普段乗っているSXよりは低く出来そうです。
2018年現在も未完成のままです・・・
この後、YZ用アルミフレームに乗せ換えたりしましたが、そのまま放置状態
たぶんこのまま完成する確率は限りなくゼロに近いかと(^^;
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