TLR200を入手、だがしかし、、、このまま乗るわけがない⑧
- 2022/1/22
- TLR200改, オフの世界
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待ちに待った右側サイドカバーがようやく入荷し、外装の位置合わせが終わりました。
フレームやエアクリBOXからステーを生やして、フレームの溶接加工が完了。
これでようやく塗装に入れます。
JTRのフレームはメッキ加工されているので、このままでは塗れません。
メタコンディスクで表面のメッキを剥離してからプラサフで下地を作っていきます。
仕上げは2液性のウレタン塗装なので、本当なら下地のプラサフも2液性の方がいいのですが、結構面倒なので1液性のプラサフをスプレーガンで塗っていきます。
1時間もすると乾燥するので、1000番のサンドペーパーで表面部分だけ水研ぎの後にウレタン塗装に入ります。
今回使用したのは車用塗料のPG80Ⅲ(トヨタ202ブラック)です。
パワーブラック仕様とのことで、4種類のブラックを調合してディープブラックとは一味違う黒が得られるとのことで選んでみました。
あとはクリアーコート不要というのも採用した理由の一つです。
簡単なビニールカーテンで養生し、スプレーガンで1回目の捨て吹き。
冬なのでシンナーによる希釈は50%としてみます。
30分ほど置いてから仕上げ塗り、希釈率は変更なし。
今回はタレもなく艶も綺麗に出て上出来です。
ただ気温が10度だと硬化まで72時間ほどかかってしまうので、工作室のロールカーテンを下ろし、中にセラミックストーブ置いて一晩中室温を上げながら乾燥させます。
ウレタン塗装って完全硬化まで2週間はかかるみたいですが、そんなには待てません。
触っても大丈夫なまでに乾燥させました。
これでようやく組み立て作業に入れます。
思ったより時間かかってしまいました。
フレーム重量測るの忘れてましたが、結構ずっしりとした重さです。
8kgくらいはあるのかも・・・アルミで作ったらもっと軽くなるのでしょうが、もうフレームを1から作る気力はないですね😓
エンジンの上から被せるようにフレームを載せ、用意しておいたボルトで固定していきます。
ステムベアリングは状態が良かったので、綺麗に洗浄したのちタップリとグリスを塗布して組み上げ。
ステム下にフロントフェンダー用の取り付けブラケットを追加してます。
やっぱりオフ車風のアップフェンダーの方が好みなので。。。
フロントフォークのインナーチューブには、ネオプレーン製のフォークカバーを付けてみました。
ちょっと長すぎるのでカットしてますが、まだ長いな〜。
上はタイラップで固定するとして、下は固定いらないかな?🙄
ハンドル切れ角が凄まじい、、、フレームに当たるまで切れるので、ゴムでも貼り付けてストッパー代わりにしないと塗装が剥げそうです。
リアのリンクも洗浄後にグリスアップし組み付けていきます。
各パーツが綺麗だと組み付け作業も楽しいのですが、傷を付けない様に慎重になるので時間がかかります。
何はともあれ、TLR魔改造もようやく終わりが見えてきました。
ハーネスの取り回しや、電装関係の置き場など、まだまだ頭を捻らなくてはならない作業が残っていますが、完成までもう一息ですね。
来週中には終わらせたいところですが、どうなりますかね〜🙄
コメント
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凄い!やっぱプロの作業ですね~
私も’97GASGAS200を持ってて錆びてたフレームを黒く塗った(缶スプレー)んですが、そのまま15年ほど放置してます。
部品も散逸してもう組めないかも。
って、組み方も忘れましたけど・・・(笑)
このサイトは物凄く勉強になりますけど、同じ事は出来ませんな~( ´艸`)
GASGAS200はトラ車の方ですか?
フレームはどうにでもなりますが、足回りの状態が悪いと厳しいですね。