TLR200改 キックペダルとブレーキペダル製作
- 2022/2/19
- TLR200改, オフの世界
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ブレーキペダルが短すぎて踏めないため、ペダルを延長しても干渉しないように加工したキックペダルでしたが、やはり熱をかけてしまったのが不味かったのか山遊びの途中で折れてしまいました。
それでなくても、このキックはよく折れるらしいですね💦
溶接した箇所が折れてしまったのではなく、熱がかかって脆くなってしまった部分が破断した感じなので、別の素材で作り直すことにします。
選んだ材料はSUS304のFBと角棒です。
加工は鉄の方が楽なのですが、錆びるの嫌だし粘りがある方がいいかと思い選んでみました。
製作が結構大変で途中の画像はありません。
とりあえず形にはなりました。
t16FBと15×15角材を削り形を整え、キック用の溝などもサンダーで加工してキックっぽく仕上げてあります。
ちゃんとロック用のスプリングとボールが収まる穴も加工しています。
この部分、結構シビアで慎重に位置決めと穴の深さを調整してます。
取り付けてみると、曲げを失敗して踏み下ろすとステップと干渉してしまいましたので干渉しない様に曲げを追加工します。
重量は鉄と変わらないですね。
軽量化を考えるならアルミの方がいいのですが、溶接すると柔らかくなってしまってキックすると曲がってきます。
取り付けると収まり具合はいい感じ。
今回は加工時の傷を消した後にスコッチブライトで仕上げてみました。
どうせ直ぐに傷だらけになりますからね〜
畳んだ時に微妙に内側に入る様にもしてみました。
キックを踏み下ろしてもステップからしっかり逃げてます。
キックレバーの方はこれでOKかな?
次壊れるとしたら根元の方が割れるかな〜💦
これもよく割れるみたいですね。
次にアルミのブレーキペダルも強度が弱すぎるのでSUS304で作り直します。
複雑な形状で厚みも違うので、まずは板厚16mmのFBを切り出し、ベースの部分から作っていきます。
溶接で材料に熱をかけると焼きが入って穴加工が大変なので、先に12mmを開けていきます。
ベースがあるので採寸しながら形を作っていきます。
アルミと違って鉄やSUSは強度を気にしなくていいから楽🙂
ただし微妙な曲げ加工は大変です。
万力に挟んでプラハンで叩いたり、シャコ万で絞ったりと力技で曲げていきます。
ステップ部分も強度重視で作りました。
板厚が8mmもあると穴あけも大変です。
SUSは低回転でドリルに切削油をつけながら切っていかないと、あっという間にドリルが負け、その際に焼きが入って刃が立たなくなるので注意。
ドリルは高回転で開けるものと勘違いしている方もいますが、切れ味を確認しながらゆっくり切ったほうがきれいに簡単に加工出来ます。
位置決めして強固に溶接しました。
強度はアルミ製の何倍だろう🙄
曲がりには強くなった分、一旦曲がってしまうと現地では手持ちの工具で戻すことなど不可能な強度でもあります💦
対策として前方からのヒットに対して逃げるように大きく斜めにカットしているので、今度は簡単には曲がったりしないでしょう。
キックレバーからも余裕で逃げています。
踏み代もこれだけあれば大丈夫かな〜
以前のやつよりは小振りになりましたが、違和感はないですね。
これでキックとリアブレーキペダル問題は解決です。
仕事が忙しくてなかなか進みませんでしたが、とりあえずTLRは完成ですかね?
2月は乗る暇がないので3月までお預けですが、今度は山を堪能したい!
両足ベッタリのシート高にスリムな車体と超軽量
エンジンパワーがないのでパワーで登るようなヒルクライムはダメですけど、きつい難所系は挑戦するのがものすごく楽しめるバイクになりました。
パワー系じゃないハードEDならちょっと出てみたいかもw
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本当に本当に凄い技術ですね。
何時もながら感心します。
少しは見習いたいですが、無理だわ~( ノД`)シクシク…
ご無沙汰してます。
長いことやっているだけです
遊ぶ時間がないのが困りますね