- Home
- 08'KTM300EXC, オフの世界
- 【08’KTM300EXC】外装パーツ最新化へアップデート編
【08’KTM300EXC】外装パーツ最新化へアップデート編
- 2018/5/21
- 08'KTM300EXC, オフの世界
- コメントを書く

この記事の目次
練習用マシン:KTM300EXC導入
2012年9月に13’KTM250EXCを購入し、それまで10年以上に渡って乗り継いできた4stレーサーから、2stレーサーへ本番マシンを変更しました。
2stをメインと決めたので、普段の練習車も2stにするべく、350SX-Fと入れ替えで、08モデルの300EXCを入手この年式の300は珍しいそうです。
元々セル付でしたが、モーターがダメになっているのでキックのみの仕様に変更され、SXSチャンバーとサイレンサーで更に凶暴にされてます。
新しい車両を入手したらまずバラしてチェック
購入後一度外装をバラシて、綺麗に洗車してみると、思いのほか綺麗。
ケースカバー等を見ても、あまり削れておらず、年式の割にあまり乗っていないのではないかと思われます。
普段乗る練習車と、レースで使う本番車にあまりに差が有りすぎるとダメなので、300EXCの各パーツを250EXCと同等のものに変更し、ポジション等の差が出ないようにします。
ハンドルや衝撃低減ハンドルクランプであるパワーパーツのPHDSも250に合わせます。
ポジションを最新型と合わせる為に、外装パーツを350SX-Fで使っていた暗黒外装に変更してみる事にしました。
それぞれのサブフレームを見比べてみると、殆ど違いが有りません。
これは!と思いつつ、11モデルで使っていたエアクリBOXやリアフェンダーを付けてみたら、無加工で使えました。
ただし固定の為のネジ穴は全然違うので、ねじ穴に合わせて開けなおし。
フロントフェンダーやフォークカバー等は、年式に関係なく付ける事が出来ます。
タンクが全く合わない(^^;
問題はガソリンタンク・・・昔、01’KTM125EXCの外装パーツを05モデルの外装にアップデートした時は、タンクはボルトオンだったのですが、08モデルと現行モデル(この時点で12モデル)ではフレームの形状が全然違って、試しにフィッティングテストしてみた13モデルの250EXCタンクは全く合いませんでした。
更にヤフオクで入手出来た中古の現行型タンクは250SX-F用の物…しかもこのタンク、インジェクション用なので燃料コックすら有りません。
ですからまず燃料ポンプ用の穴をアルミ板で塞ぎ燃料コックを追加します。
燃料タンク固定用のステーも移設し、フレーム形状に合わせて、ある方法を使ってタンクの形状を変更加工。
思いつきでやってみましたが、一時間程頑張って形状変更に成功。。。
苦労しましたが、何とか違和感なく装着完了。
これで250と同じポジションになります。
チャンバーもお色直し
真っ赤に錆びたSXSファクトリーチャンバーは、ワイヤーブラシで錆を落とし・・・耐熱黒で塗装しました。
塗った直後で表面が濡れているので、まるでメッキのよう。
KTM300EXC外装更新仕様 完成
よっぽどのKTMフリークでもない限り、08モデルとは分からないでしょう。
SXF用ガソリンタンク容量が7.5Lと少ないので、EDレースでは使えませんが、練習用なので問題なし。
思惑通り、現行型と同じポジションになり、最高の練習車となりました。
2013年の冬は、エンデューロの仲間達と切り開いた古河の河川敷コースで300のパワーを心行くまで堪能しました・・・が、下らない理由でコースが走れなくなり、その後の様々な事情により半年で売却してしまいましたが、中々面白いバイクでした。
250でもチャンバーやサイレンサーを変えれば十分パワフルです。
基本的には250も300もピストンボアが違うくらいで同じ構成です。
しかし、たった50cc違うだけでトルクもパワーも全くの別物になります。
凶暴さも魅力ですが、2st300ccが発生させるトルクフルな特性は、エンデューロでのトラクションを低回転で発生させるので逆に楽な面も有りますね。
玉数はそう多くはないですが、程度のいい車両を見つけたら手に入れてみても損はないバイクです。
*2013年6月20日の記事です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
Copyright © Backyard Builder All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。