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【01’KTM125EXC】中古車両全バラ再生&外装変更+α
- 2018/5/22
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この記事の目次
知り合いより譲り受けたKTM125EXC
昨年末、縁あって我が家にやってきた01モデルのKTM125EXCです。
*2004年の話です。
前のオーナーは、昨年秋に小湊スパルタ塾レース部に入部されたMEGさんで、05YZ125への乗換えで手放されました。
ちょっと訳有りの車両で、レース中に後続車に追突されてフロントフォークが曲がってしまっている状態だったので、引き取ってから走れる状態にする為に、エンジンに問題を抱えている400EXC-Rのフロント周りをステムから移植。
KTMは同年式であればバネレートが違うだけで125~525まで共通のサスペンションです。
400を部品取りにするのは忍びないのですが、いつ直すか分からないので有効利用します。
解体作業~
125EDレーサーというのは初めて所有するのですが、MX125と比べると大変乗りやすい代物で、125ccとは思えないトルクと粘りもあり、軽い車体とあいまってテクニカルな所では非常に軽快で楽しめます。
試しに嫁に乗せてみたら、そこそこ乗れて気に入ったみたいなので、普段は嫁さん練習用として乗せる事も視野に入れ、テクニカルコース用として乗り易さ重視で弄ってみる事にしました。
01モデルという事もあり、あちこち痛んでいるので、手始めに車体周りからOHでリフレッシュ、外装パーツも新調してやります。
全てバラしてフレームだけになりました。
う~ん・・・予想以上に汚いので再塗装決定。
特に意味は無いのですが恒例のエンジン重量測定実施、、、21kgあり意外に重い。
フレームを塗装している間に、こちらも相当汚いエンジンを丸洗いします。
今回はエンジンOHはやりません。
エンジンは少しだけ手が入っているらしく、ワイセコ製の一本リングピストンとVフォースのリードバルブセット?が組み込まれているそうです。
でもピストンは次の機会にノーマルに戻そうかなと考え中。
無理させると思われる125には、レスポンスUPの一本リングよりも、耐久性重視のノーマル2本リングの方がいいかなっと。。。
再生&フレーム塗装
スイングアームも傷だらけだったので、サンダーで傷を消して簡単にバフ仕上げを施しました。
ベアリングも新品に交換してやります。
リンクレスは部品点数少なくて大変楽です。
フレーム再塗装完了、、、最新モデルを真似て淡い色合いのゴールドにしてみましたが、ちょっと金ピカ過ぎだったかな・・・(-_-;
大部分は隠れてしまうから、まあいいか。。。(笑)
乾燥を待つ間に・・・
こちらは塗装が乾くのを待つ間に、オイル交換&タペット調整をしている450EXC-R。
写真だと分かり辛いかもしれませんが、フレームの色が微妙に違います。
ゴールドは難しいですね、一歩間違うとス○○椅子のようになってしまいます。:-)
紙一重でセーフ?
450も外装を新調しました。
新しいシュラウドを頼んだらデカールが貼ってなかったのでファクトリーグラフィックキットを取り寄せて貼り込み、、きゃ~カッコいいわ~素敵よ~。
再び125の再生開始
綺麗になったフレームに、エンジンやパーツを点検しながら組み上げていきます。
リヤサスペンションは手持ちの03モデル用PDSに125のスプリングを入れて使う事にします。
外装パーツは05モデル用
外装は01モデルのまま新調しても面白みに欠けるので、最新モデルの外装を移植してみる事にしました。
01モデルに05モデルの外装を付けた前例が無いので、上手く使えるか心配だったのですが、ガソリンタンクはボルトオンで付きました。
やっぱオレンジ!
01モデルと05モデルでは、リヤ周りの作りが全然違います。
最新モデルではサイドパネルとリヤフェンダーが一体型で、シートの固定方法も異なります。
シートの固定は画像真ん中の特殊なボルト・ナットを貫通して、ボルト一本でフェンダー裏から固定しています。
01用サブフレームに05用シートを固定する為のステーを追加しました。
サブフレームは基本的な形は似ている(似ているだけで微妙に寸法が違いますが…)ので現物合わせで少しずつ修正して05用シート・一体型リヤフェンダーが使えるように加工していきます。
予想以上に苦労しましたが、何とか加工完了。
昼過ぎに始めて終わったのが夕方。(疲)
当然ながらエアクリーナーBOXも違います。
んが、こちらはほぼ無加工で使えました。
最新外装の移植完了!シュラウドとフロントフェンダーは450EXC-Rから外した物を付けました。
ゼッケンベースは「SERIES」のAクラスに合わせて黒ベースにしました。
*SERIES→JNCCの前身シリーズ戦
シートは足付き重視でオプションパーツのノーマルより20mm低いローシートを選択しました。
サイレンサーはSX用とオプションのシックスデイズが有りますが、嫁さんが乗る時はトルク型のシックスデイズサイレンサーを付ける様にします。
こちらだと音量規制の厳しい印西凸凹ランドの車検でも余裕でクリア出来る静かさ。
SX用でもギリギリ通りますけどね。
*環境問題・・・というよりはご近所様への騒音対策
ラジエータ加工で切れ角アップ
来る5月15日開催のSERIES第2戦Mt.MonkeyScrambleにKTM125EXCを使う事にしました。
会場となるチーズナッツパークはテクニカルなマウンテンコースで450よりは125向き。。。
最初からこういう所用に用意していた車両で、テクニカルになればなるほど真価を発揮するであろう125ですが、前から何とかしたいと思っていた所もあります。
125に限らずKTMの2stマシンに共通しているのがハンドル切れ角の無さ。
*ほんとビックリするくらい切れませんでした(;´Д`)
ラジエターキャップギリギリまで切っても、明らかに切れ角が足りない。
解決策はあるので、その内やろうと思いつつも今まで放置していましたが、いい機会なのでやっと重い腰を上げます。
何でなのかは不明ですが、EXC-R(4st)に比べて、EXC(2st)はラジエターの位置が前方にあるようで、ラジエターが邪魔をしてハンドル切れ角がとれません。
そこでフロントフォークが干渉する部分を逃がしてやる事でハンドル切れ角を確保出来るようにします。
画像だと分かり難いでしょうが、干渉部分を切り取って、凹ませた形でふたをします。
ラジエターキャップのある左側も右と同様の加工を行ないますが、ラジエターキャップもフロントフォークに干渉するので、一度切り取ってから左へ20mm移設する事にします。
左側にはCDIもあります。
これもハンドル切れ角を取れない原因の一つ。
05モデルからは干渉部分が逃げる形になりましたが、この場合は別の所に移設するしかありません。
と言う事で、邪魔なCDIはシート下のエアクリーナBOX内の上部に移しました。
KTMユーザーなら分かる、ハンドルストッパーのボルトをギリギリまで追い込みます。
干渉する部分を全て逃がしてやって、フレームギリギリまで切れるようになりました。
これで狭いチーズナッツのウッズセクションでも、切れないハンドルに泣かずに済むでしょう。
ついでにこれも後回しにしていた定番のラジエター液のリザーバタンクを付けました。
軽くてトルクもそこそこあるKTMの125EDレーサーは、女性が乗るのにはちょうどいいバイクです。
オプションのローシートなどのリプレースパーツも豊富で、ユーザーのかゆい所に手が届くパワーパーツの多さは、中々財布に厳しい(笑)
純正オプションでセルまで付けられるんだったかな?
125ベースの200になると、逆に乗りにくかったのは私だけ?
*2005年1月1日の記事です。
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