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ボディ全体の防水FRP施工
いよいよボディ全体のFRP防水施工をはじめます。
FRP樹脂が付いては困る所をマスキング処理。
タイヤにもビニールでカバーやって準備完了!
FRP施工開始1層目
ベニヤ板との密着性を高めるシーラーを塗ってから、まず側面から一層目を貼っていきます。
ガラスマットに樹脂が浸透すると透明になって・・・写真じゃよく分かりませんね(^^;
天井部分も貼り終えて、一層目のFRP施工終了、、、段取りが悪くて施工開始から終了まで7時間もかかりました。
製作作業は週一しか出来ないので、ガレージに入れて埃やごみが付かないようにします。
ノンパラ樹脂なので表面がベタベタしてて、外に放置は無理です。
段差も綺麗に埋まって初めてにしては上出来なのかな?
重ね合わせの一工夫
2層目の施工開始
二層目のFRP施工開始、、、今回は段取りも考えて作業も効率アップ!
二層目にして仕上げになるので、インパラ樹脂を使用。
インパラとはパラフィンが入っている樹脂の事で、硬化の際に表面に皮膜を作って空気を遮断し、FRP樹脂がカラカラに硬化します。
硬化後は表面がロウを塗ったようになるので、塗装等をやる際は表面を削って脱脂する必要があります。
硬化後、ポリッシャーに#40のディスクをつけ荒仕上げをやったのですが、削り粉の舞い散り方が凄まじく全身粉だらけになり大変な思いをしたので、使い捨ての防塵ツナギを用意。
これにゴーグルとマスク付けて作業すると除染作業員のようでかなり怪しい姿に・・・
こんな時に限って施工中に見回り巡回中のおまわりさんが訪問(^^;
どう見ても不審者でした(笑)
表面研磨は想像以上に力仕事で、あまりに大変なので適当にやってしまい後々後悔する事になります。
仕上げはカーボンシート
当初は車用のウレタン塗料で塗装する予定でしたが、表面研磨の際の削り粉の飛散とその後始末の大変さ、、更にFRP施工の際の気泡処理の甘さで塗装は無理と判断しました。
替わりにアストロプロダクツから幅1500mmのカーボンシートを17m購入し、ボディ全体に貼ってやる事にします。
まずは練習がてら面積の小さいリヤハッチから。
よ~く脱脂してデカールを貼る要領で貼り込み開始。
仕上げのカーボンシート貼り込み
上下二枚の貼り込み完了、、、この時点までは上手くいっていたのですが・・・
ボディ全体のシート張りに悪戦苦闘
本体ボディへの貼り込みはめちゃ大変でした。
気泡を抜くヘラも用意していなかったので、台所から料理用のヘラを拝借して何とか貼れましたが、下地処理の甘さがモロに浮き出てきています。
ちょっと足りない~(T T)
Rの部分はドライヤー当てながら伸ばして貼り付けます。
段々慣れてきて、側面の貼り込み完了!
最大の難所・オーバーハング部分
側面よりも大変だったのが、オーバーハングになっている前面部分。
洗剤混ぜた霧吹きで貼り付け面を濡らしてからシートを貼るので、密着性が悪く貼ったそばから剥がれようとしてきます。
テープで抑える事で何とか貼り終えました。
カーボンシート貼りに掛かった時間は約10時間・・・投げ出さすに良く頑張った俺(笑)
製作の途中ですがヘッドとのツーショット
まだ張り出したタイヤのオーバーフェンダー作ってませんが、ヘッド車に連結するとどんな感じになるのかやってみます。
この角度からだと車後方との繋がりは悪くない?
やっぱり表面の凸凹が目立ってしまってるな~(–;;
まあ実際はこれだけ離れているのですけどね。
時速120km/h以上だすとウイングが上がってしまうのですが、逆に空気抵抗にならないか心配・・・
って、トレーラー引いてる時の制限速度って時速80km/hまででしたっけ?(笑)
ゲート兼スロープの取り付け
スロープ兼用のリヤハッチを取り付けました。
仕上がりは上々!
閉めた時の当たり面にパッキンを貼り付けます。
ナンバー灯用の配線を通してから、、、
表面にナンバーとナンバー等を固定します。
厚手のベニヤ板を貼り、表面にボンドを塗りたくります。
縞鋼板模様のビニール製マットを貼り付けたのですが、ボンドとの相性が悪かったのか、貼るまで時間を置き過ぎボンドが乾いてしまったのか、所々浮いてしまった(;´Д`)
接着剤の影響でビニール製マットが少し伸びてしまっていたようですが、接着剤が硬化し影響が消えると浮きも奇麗になくなりました。
上げた時の固定はもっとも単純でダサい方法(笑)
リアハッチ上部も取り付けます。
留め具製作・・・市販でいいのないんです(^^;
SUS304FBを二枚重ねて、真ん中に穴を開けます。
裏面からハイトゲージでケガキ線を入れ、更に二箇所穴を開けてやります。
サンダーで軽く仕上げて、上部ハッチの両脇に固定
パッチン錠を取り付けて上部ハッチの固定完了です。他に方法が思いつきませんでした。。。
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