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【CR80R2+XLR200】Vol.2 ミニモトCR80車体にXLR200エンジン搭載
- 2018/7/17
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この記事の目次
エンジンマウント
エンジンマウントのステー類もXLR200のフレームから切り取って使う事にします。
特にエンジン後部のマウントは、XLR(XR)200独特の形をしているので、新たに製作するよりも早いし楽です。
まずは切り出したステーの再生&形状変更からです。
ステーの寸足らず部分を継ぎ足して再生後、80のフレームに合わせて形を整えていきます。
余程力が掛かる部分なのか異常なぐらい板厚があるのに驚かされます。
裏表からガッチリ溶接します。
形状も出来るだけスムーズなラインで違和感無しです。
全加工後に塗装をすれば最初からこんな形だったように見えると思います。
スイングアーム加工
フレーム関係も大分進んできた所で、いよいよスイングアームの加工をやることにします。
フレームはXLRの幅に合わせる為に28mm広げましたが、スイングアームはチェーンラインの確保だけなので、スプロケ側のみ14mmだけ幅を広げる事にしました。
ブレーキ側を広げないのは、広げても意味が無いしブレーキキャリパーのストッパーとの兼ね合いもある為です。
赤のラインを引いた所から金ノコで切断します。
滅多に見る事の出来ないスイングアームの断面、肉厚6~7mm位です。
溶接時の熱でゴムやベアリングが焼けてしまうので抜き取ります。
完成後に新品挿入の予定です。
専用に作った冶具で固定して、隙間にアルミ片をいれて全溶接します。
微妙な位置出しが難しくて溶接に入るまでに小1時間位かかってしまいました。
準備不足かな。
溶接完了・・・テンコ盛りの溶接後が美しくない・・・(-_-;;;
もう一回削り直すかどうするか悩んでしまいましたが、時間切れ・・・。
時間かけてもう一回やり直すかな・・・。(悩)
200エンジン搭載の為のフレーム改造も終わり、スイングアームもとりあえず加工したので、足回りを仮組みする為に必要なパーツを注文。
やっと入荷したので再開。
スイングアームに使うベアリングやシール、磨耗の激しかったチェーンスライダーやチェーンガイドを新品に交換します。
リンク部のベアリングやシール関係は、まだチェックしていないのですが、せっかくだからそちらも交換した方が良さそうですね。
フレーム加工完了
フレームのエンジン搭載関係の改造は終了。
5箇所有るマウントもキチンと作りました。
エンジン奪着に邪魔にならない位置に補強のパイプも入れて、フレーム剛性面でも元より上がっていると思います。
溶接による歪も可能な限り取ってあるので大丈夫だと思いますが、正確に測る術が無いので何とも・・・。(おいおい…)
仮組
入荷したパーツをスイングアームに挿入して、足回りを仮組みしてみます。
斜め前から見た所・・・やっぱりエンジンに存在感がありますね。
でもそれほど不自然にも見えないのは気のせいかな?
フロントスプロケットとスイングアームの位置関係も悪くは無いです。
最低地上高が30mm程下がってしまうのは止む得ないですね。
後から気が付いたのですがXLR(XR)200のOILドレンは左下にあるので、XLRのアンダーフレームを使ったお陰で事無きを得ました。
自作していたら作り直す事になったかも知れません。(^_^;;;
XLRのステップとチェンジレバーの位置チェック。
ステップ位置が下がって80の窮屈感が緩和されるでしょうが、少し前にも動いているのでどんな感じになるか不明。
ブレーキレバーは見事に干渉しています。(-_-;;;
大した部品ではないので作り直しですね。
強度を考えれば鉄、見た目と軽さを考えればアルミ・・・どうするかな?
CR80R2+XLR200エンジン製作を始めて1ヶ月が過ぎました。
現在の完成率は70%位でしょうか。
当初考えていたよりも困難な事に己の考えの甘さを痛感しています。(^^;
この経験が後のアルミフレーム製作に活かされるのだろうか?(-_-;
インシュレータ製作
フレームのエンジンマウント加工は順調に進みましたが、キャブの取り回しで作業がストップしてしまいました。
XLRのインシュレータを加工してキャブを無理の無い位置に持っていこうと、加工している過程で不注意から跡形も無く溶けてしまい呆然。
仕方なく1から作り直す事にします。
が1個目は取り付け穴をオフセットしなければならない事に気付かずボツ。(;o;)
2個目にしてやっと出来上がりました。(はひ)
ステンレス製の怪しいインシュレータを使ってキャブを付けてみます。
何とか何処にも干渉する事無く収まりました。
ドレンもギリギリでセルモーターから逃げています。
フレーム手直し
後から見るとこんな感じです。
コネクティングチューブのスペース確保の為に再度フレームを加工しました。
右側の張り出しが気になりますが、シートを付けて跨ると、全然気にならないのでホッとしてます。
後はエアクリーナBOXとキャブを繋ぐコネクティングチューブを作れば吸気系の加工終了、、、でもそれが問題なんですな。(-_-;
さあ、この繋ぎをどうするか。
ゴムの加工は無理、作り直すにしても形に制限がバリバリ(死語)です。
アルミかステンレスで作って繋ぎをゴムでかな。(悩)
シュラウド検討
細かい詰めが多数残っていますが、いよいよガソリンタンク製作に取り掛かろうと思います。
CR80のノーマルタンクは、200のヘッドが邪魔で使えないので使用しません。
出来るだけカッコよく(可愛く?)したいので、他車種のシュラウドをタンクカバー代わりにして、ステンレスでインナータンクを作る事にします。
まずはKX125のシュラウドを合わせて見た所。
黒が精悍ですが、ちょっとデカ過ぎるかな。(^^;
同じくKXの白を合わせて見ましたが、更にデカく感じます。
KXのシュラウドを流用するには、繋ぎを合わせる為にシート加工もやらなければならなさそうです。(-_-;
嫁のCR125のシュラウドを合わせて見ました。
おぉ!ピッタリ、スマートです。
これなら、シートの加工をやらずに済みそうです。(ここが大事)
更にこれを使えば、ホンダのロゴが入った好きな市販デカールを使う事が出来ます。
これで決定か?
コネクティングチューブで悪戦苦闘
ステンレスでコネクティングチューブを作りました。
曲面は全て手曲げの完全オリジナル品です。
板厚は私が溶接できる最薄の0.8mmそれでも結構な重さです。
暇を見ながら約1週間かけて作った力作なので、バフでピカピカにしたのですが・・・。
ズレてます・・・。(-_-;
ちゃんと寸法測ってやったつもりだったのですが全然合いません・・・。(-_-;;;
何やってもダメです。
何とも言えない脱力感の後、捨ててしまおうかと思いましたが、叉1から作る事を考えるとやる気が失せるので手直しします。
・・・2日かけて手直ししました、物凄い形してます。
もう1個作れと言われても出来ません。
それ位複雑な形してます、まさにオブジェ。(-_-;;;
これでやっと吸気系の改造が終わり、ガソリンタンクの製作に入れるとワクワクしながら組んでみると・・・
合わない・・・
なじぇ?どうして??・・・
ちゃんと修正したはずなのに~~~。<(ToT)>
途方にくれる私を持病のヘルニア再発が襲い掛かります。
布団の中で再度作り直すかどうするか悩み抜いて、ふとある事に気が付きました。
CRのコネクティングチューブは、使えない事を確認したけど、XLRのは確認してません・・・もしかしたら。
灯台下暗し(;´Д`)
布団から這い出し、ヒ~ヒ~言いながらXLRのコネクティングチューブを剥ぎ取って合わせて見ると・・・ピッタリ・・・・(-_-;
でも何故か嬉しくない、のおぉぉぉ~今までの苦労は何だったんだ・・・
全て無駄だったのか・・・
何で最初に確認しなかったのか己の間抜けを責めながら、涙で枕を濡らしつつ腰が治るのを待ってます。(T_T)
エンジンスワップで一番大変なのが、コネクティングチューブかもしれません(^^;
時間かかるし、作ってて一番面白くない作業。。。
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