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KX125LW Vol.2
はい、何と2年5ヶ月ぶりの更新です。(-_-;
*2006年着工~この時2008年(^^;
もうずっと製作途中で放置プレイして、ガレージ内の置物と化していました。
何で完成させなかったのかは、今となってはよく覚えてません。(苦笑)
この間に嫁のマシンは07’KTM125SXになり、これがたいそうお気に入りで、作りかけのKXの事なんか記憶の彼方に飛んでいってしまってました。
そんな不憫なKXでしたが、某所でのとある出来事により、再び日の目を見る事となったわけです。
完成間近で放置プレイ
で、何処まで進んでいたのかと言うと、実は殆ど完成間近だったりします。
リアフェンダーに溜まった埃が放置期間の長さを物語ってます。
ご覧のように外装はKTM85SX用のパワーパーツのブラック。
それらが付く様にサブフレーム等の加工も殆ど終わってます。
フレーム内蔵ガソリンタンク
フレーム内蔵型(笑)のガソリンタンク。
容量は確か10Lを確保していたと記憶してます。
一見巨大に見えますが、シートに跨ってみると全然気にならない大きさ、、、
最終的には艶消しの黒で塗装予定ですが、まだちょっとやる事が残っているので塗装は最後です。
ガソリンタンクの裏側はこんな感じ、、、エンジンとキャブの逃げしか作ってません。
排気系
排気系はKX125用チャンバーを、80サイズのフレームに収まるように取り回しをちょっと変更しラバーマウント。
サイレンサーはガレージに転がっていた、多分YZ80用のモノ。
吸気系
吸気系は125用PWKにアダプターを作ってKX80用のコネクティングチューブを繋ぎ、80用のエアクリーナエレメントを使うようにします。
画像はエアクリBOXの位置確認中。
KX80用のエアクリBOXを加工して取付・・・
容量が減った事と、エレメントの着脱が思ったより困難なので、作り直しを検討中。
完成後使い物になると判断出来たら直すかな。
リヤブレーキディスク製作
オダマリ号時代から使っているホイールなもんで、リアディスクは磨耗限界を超え、更に歪んでいたりして使い物にならないので、マディ用のソリッドディスクを作りました。(笑)
錆止め用の塗装を施し、塗料が乾いた後、パッドの当たり面を旋盤で軽く削って完成。。
スプロケットコンバージョンアダプター製作
エンジンが125でフロントスプロケットのチェーンサイズは520なので、リアスプロケットも520用にする必要が有ります。
何用でも良かったのですが、手持ちの中から使う事の無さそうなKTM用の45丁(新車の納車時に付いてくるストリート用)を選択。
それをKX80用ホイールに付けられるようにアダプタ作って取付ました。
まあ、見た目は気にしない方向で。
まあまあの出来です。
KTM用だと鉄とかハイブリットタイプとか色々選べて値段も安い。
スタンド取付
スタンド付けろと煩いので、ぶら下げて飾ってある故オダマリ号の亡骸フレームからサイドスタンド外して、取付ベース溶接して装着。
ちょっと削って跳ね上げ式にしてみました。
フレーム塗装
溶接加工が全て終了したので完全にバラして再塗装します。
剥離剤を刷け塗りで全体に塗りたくって暫く待つと、塗装が溶けて浮き上がってくるので、適当なヘラ等を使って剥がしていきます。
剥離剤は皮膚に付くとヒリヒリ痛いので、長袖&ゴム手袋で作業します。
ある程度落としたら残った剥離剤を拭き取ってから、カップ型ワイヤーブラシをサンダーに付けて一気に塗装を剥ぎ取ります。
細かい所は落としきれませんでしたが、表面の塗装はほぼ落として鉄の地肌を出して剥離作業終了。
シンナーで脱脂して下地処理完了。
グリーンかブラックか迷いましたが、無難なブラックを選択。
スイングアームも再塗装。
組立作業
もう組み付けたら終わりなので、部品を磨きながら組み付けていきます。
チャンバーも錆を落として耐熱黒で再塗装。
給排気系も組み付け完了。
チャンバーが張り出しているので、チャンバーガードならぬチャンバーの熱からモトパンを守るモトパンガードをタンクから生やします。
不細工とか気持ち悪いとか結構不評。(^^;
ガソリンタンク塗装
ガソリンタンクの追加工も終了したのでこちらも塗装します。
下地処理やって一度塗ってから乾燥後に水研ぎ・・・
どうせ直ぐに剥げてくるのでしょうが最初くらいは一応綺麗に仕上げておこうと、ちょっとは念入りにやっておきます。
乾燥させてから艶消し黒で仕上げ。
タンクとフレームを合体させて全工程終了、、、
やっと終わった、、、長かった。(-_-;
外装付けて記念撮影、、、
見た目のバランスは結構いいけど真っ黒クロ助(笑)
チャンバーの位置関係で、右側シュラウドは少しカットして付けています。
BACK YARD BUILDER 2008 KX125LW(ラージホイール)
NスタイルのKXデカールキット使ってそれっぽく仕上げてみました。
流石に真っ黒のままではあまりにきついので。
このバイク、一応嫁さん専用のマディ最終兵器なんですが、ピットバイクやマーシャルバイクとしても活躍してもらいます。
私が練習用に乗っているKX250と比較。
パワーウエイトレシオ的には変わらない(笑)
インプレッション
車体が小さいので非力な女性でも楽々エンジン始動できます。
モトクロッサーの125エンジンと言っても、高回転型なので普通にアクセル開けてクラッチを繋げば、素直に走り出します。
開けていっても80のように音ばかり先行して加速しないような事もなく、スピードのノリはいい感じ。
半クラ当ててもWR250Fエンジン積んだWRF-LWほど凶暴ではなく、コントロールできる範囲でした。
足回りもそれなりに踏ん張ってくれますが、やっぱり大人が乗るには小さいですね。
今は無き印西凸凹ランドで乗ってみた時は、狭いウッズセクションでは楽しくても、ギャップだらけのストレートでは結構怖かった。(^^;
結局、レースで使われる事もなく、当時のチーム監督の元に行った後に出戻り、その後東北の方へ嫁いでいきました。。。
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